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不妊に強い頼れる病院特集

IVF詠田クリニック
院長 詠田 由美 先生

IVF詠田クリニック 院長 詠田 由美 先生

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インタビュー

「20年後の社会に、元気な成人を送り出すのが、不妊治療医の使命」

日本の高度不妊治療を、その黎明期から牽引してきた医師の一人、詠田由美先生が院長を務める『IVF詠田クリニック』(福岡・博多)。その最大の特長は、「みる力」にあります。患者さまの不妊原因を見極めるべく行われる、ていねいな検査と経過観察では、その人を徹底して「診る」。ご夫婦の来た道と行こうとする道を見つめ、臓器だけではなく心も「見る」。そして、二人の不妊原因を明確に伝え、最適な治療の道筋と選択肢を提示し、未来の母として、その女性を「看る」のです。

大切な情報はPC画面で全スタッフが共有。
“最終確認は必ず患者さまの目”がモットー

IVF詠田クリニック インタビュー写真1

博多の中心部・天神にあって、さらにその天神のど真ん中といえる活気溢れる場所に『IVF詠田クリニック』があるのには、通院を生活のすべてにしてほしくないという詠田先生の思いが込められています。病院にいることを忘れそうな洗練された内装の院内は、デザイン的な美しさに加え、きっちりと整頓され、念入りに清掃された清々しさがあり、スタッフの神経が行き届いていることが見て取れます。すべてが、しっかり把握され、ていねいに扱われている様子には、身を委ねる側も深い安心感を得られるに違いありません。

「私たちのクリニックは、紙での情報管理はしていないんです。それも、すっきりしている印象の一因かもしれません。いわゆる電子カルテですが、重要な個人情報が外部に漏れることのないように、インターネットには接続しないイントラネットで管理。全スタッフが、リアルタイムに患者さまのデータをモニター画面で目視できる環境を整えています。さらに、全員がiPodを携帯してFaceTime(アプリ)を利用することで、院内を移動することなく、耳だけでなく目でもデータを確認し合えるようにしています。
ラボ(培養室)では、培養士は卵や精子、胚の取り扱いに専念。作業中の培養士には、記録を行うため、医療秘書役のコーディネーターが一人つきます。ロスを減らしミスを防ぐ仕組みですね。患者さまお一人に携わる人数は、数十人。チーム医療を実践するため、スタッフ全員が一人の患者さまのすべてを把握している状況を目標にしています。『IVF詠田クリニック』は、個人開業施設ではなく、私も“院長”という役割を果たすに過ぎない、チームの1メンバーという意識で診療にあたっています。
 また、ミスを本気で防ぐにはスタッフ同士のダブルチェックだけでは不十分だと考えています。医療者側には、どうしても“思い込み”というリスク要因がありますので、治療結果やスケジュールなどの重要書類はプリントアウトして患者さまにお渡ししています。ここで、はじめて紙の登場。治療内容に透明性を持つことで、患者さまの最終確認、了承を得て動くという姿勢をとっています。『IVF詠田クリニック』が取り組む伝える努力の一環でもあります。私たちは、大切なことを口頭で伝えて終わりにすることはありません」


「痛み」を押し付けたくない。
「安全」を確保する麻酔科医6人態勢

IVF詠田クリニック インタビュー写真2

『IVF詠田クリニック』の患者さまへの配慮は、採卵の痛みを回避できるようにと、麻酔専門医が6人でシフト体制をとって採卵に備えている……、というところにも表れています。患者さまの側からは少々わかりにくい部分かもしれませんが、他院が真似たくても真似できない、恵まれた環境といえるでしょう。これは、まさに女性ヘの「思いやり」を「カタチ」にした、全国的にも稀有の安心・安全体制といえます。

「世界初の体外受精児がイギリスに誕生した1978年、私は医学部の5年生でした。以来、卵子の神秘に魅了され、高度生殖医療や腹腔鏡手術などの不妊治療に産婦人科医人生の大半を捧げてきました。高度生殖医療が目覚ましい技術革新を遂げていく中で、ともすれば置き去りになってきたのが、患者さまへの“思いやり”ではないでしょうか。
1999年に『IVF詠田クリニック』を開院してからというもの、目の前の患者さまが背負われている苦痛を少しでも減らしたいという思いがますます募り、せめて採卵術の痛みだけでも安全に取り除くことができれば……と考えるようになりました。その翌年2000年秋に麻酔科医の守田道由先生との出会いがあり、今では麻酔専門医6人がシフトで当院の採卵に備えてくださるという理想的な体制を整えることができました。現在、患者さまには麻酔を使うかいなかの希望をうかがっていますが、約8割の方が選択されます。麻酔下の採卵は、卵の取り残しを減らすのに効果的で、OHSSの発生も減少させることができるという視点からみても、ARTの安全性が増す利点もあります」

『IVF詠田クリニック』は、診察室のような個人的な話ができるプライバシーを尊重した閉鎖空間と、スタッフが患者さまをしっかり「看る」ことができる見通しのきくオープンな空間に二分されています。実は、採卵室&胚移植室と回復室は、空調とカーテンでゆるやかに仕切られたセミオープンなほうの空間。これは、採卵後、ストレッチャーごと速やかに移動してお休みいただけるようにとの配慮から。多くのスタッフの目が、患者さまの状態を見守れるようになっているのです。


「採っては戻し」を繰り返して大丈夫?
子宮内膜症の治療どきかもしれません

IVF詠田クリニック インタビュー写真3

近年、少子化、晩婚化、初経の早さなど、ライフスタイルの変化から、クラミジアなどの卵管性不妊の患者さまよりも、子宮内膜症が関連した不妊原因を持つ患者さまが増えていると、詠田先生は指摘されています。

「子宮内膜症は、卵管周囲癒着の問題だけでなく、卵巣の血流を低下させたり、着床にまで影響したりしているんです。最近では、子宮内膜症そのものの治療よりも妊娠を急ぐ不妊治療を優先させる傾向にあります。それでも、体外受精に進み、良好胚を移植したにもかかわらず3度うまくいかなければ、子宮内膜症と向き合うべきでしょう。“採って戻す”“採って戻す”を繰り返すのではなく、どこかで勇気を持って“採っておく”をして、子宮内膜症を治療しなければならないと、『IVF詠田クリニック』の医師チームは考えています。子宮や卵巣の環境を改善するため、卵巣周囲癒着や原因不明の卵巣の血流低下には薬物療法+レーザー照射療法、チョコレート嚢胞ならば、より正常な卵巣組織が温存できる内容吸引・アルコール固定術、子宮腺筋症には薬物療法などをおすすめしています。
加齢との戦いの中、焦る気持ちは痛いほど理解できますが、実はこれが急がば回れとなり、成果につながる方は少なくないのです。ただただ漫然と採卵と移植を繰り返すうちに、卵の質が落ちてきた…、そしてついには卵が採れなくなった…というような事態だけは、避けたいんです」

病院の経営にとって採算がとれる採卵ならびに移植を促すのではなく、むしろ採卵をしない説明に、ときには1時間を費やし薬剤の処方箋を1枚だけ切るという医療は、おそらく利益率の良いものではないでしょう。それでも、詠田先生は揺らぐことはありません。「『IVF詠田クリニック』は、体外受精の数を増やすのが目的の病院ではなくて、患者さまの妊娠と幸せな未来を目指すクリニックですから」、そう言い切る詠田先生は信念を持った医療者です。


身体の出す信号を解読し診断し伝える。
医者はトランスレーター(翻訳家)です

IVF詠田クリニック インタビュー写真4

「私たち不妊治療医は、20年後の社会に元気な成人を送り出すことが仕事だと思っています」

『子宝ねっと』の取材班として、「不妊治療のゴールは、妊娠反応でも胎嚢確認でも心拍確認でもなく、出産である」ということを自戒の念を込めて語られる、志の高い不妊治療医の先生方にお会いする機会は、決して少なくありませんでした。ところが今回、詠田先生の口から語られた「不妊治療のゴール」は、あまりにも未来であり、そこまでを見据え、責任をもって治療にあたろうという詠田先生の覚悟には驚かされました。

「さらに、医者はトランスレーター(翻訳家)でなくてはいけないと考えています。患者さまは、身体の中の症状を“痛み”などの信号として出しておられます。その信号を探し出してきてキャッチしたら、医学的な知識と経験をもとに解読して診断を行うわけですが、それで終わりではないんです。身体から聴き取った情報を、いかにわかりやすい言語に直して伝えるか、といったトランスレーターの能力も、医者の大事な任務だと考えています。初診の段階で得られた情報から、おおよその治療の見通しを立てて、時間をかけてご説明し、不妊原因が見つかり次第、できるだけ早く治療方法をお伝えします。ご夫婦の価値観やライフスタイルによっては“そこまでの治療はしない”という選択肢もあるのが不妊治療の特徴。きちんと理解したうえで、悔いのないよう選んでいただかなくてはなりませんでしょう?」

患者さまをしっかり「診る」だけでなく、妊娠されたあと安全にお産ができるか、出産されたあと安心して20年に及ぶ子育てができるか、お二人の行く先の人生をも真摯に「見る」からこそ、治療の選択肢や進め方も早めに提示したいと詠田先生は話されます。将来、健やかな子育てができるよう「看る」覚悟のクリニックならば、後悔のない不妊治療ができそうですね。


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