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不妊に強い頼れる病院特集

絹谷産婦人科
院長 絹谷 正之 先生

絹谷産婦人科 院長 絹谷 正之 先生

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インタビュー

絹谷産婦人科 インタビューTOP写真

不妊治療専門医院の先駆けとして、
女性の想いに寄り添って40年

不妊治療の専門クリニック『絹谷産婦人科』が広島市に誕生したのは、まだ日本で体外受精の成功例がなかった1981年のこと。現院長・絹谷正之先生の父である先代院長は、勤務先の産婦人科の待合室で妊婦さんに囲まれて辛い思いをされている不妊治療中の患者さまの様子に胸を痛め、開業に踏み切ったのだそう。先代院長の熱い想いを受け継ぐ『絹谷産婦人科』は、WEB上の口コミでも高評価を集めるクリニックです。その患者満足度の高さの秘密に迫るべく、絹谷先生を取材しました。

待合室を「つらい場所」にしたくない。
悩んだ末にクリニックが出した結論は……

絹谷産婦人科 インタビュー写真1

日本で体外受精での赤ちゃんが初めて誕生したのは、1983年のこと。『絹谷産婦人科』ができたのは、それより2年も前ということになります。日本国内でも不妊治療の専門クリニックは、数えるほどしかなかった頃の出来事でした。広島で不妊治療を受けておられた患者さまは、さぞ先代院長の決断をありがたく思われたに違いありません。

「開院当初は、一般不妊治療までしかやっていませんでしたが、父と一緒に不妊治療をしたいと考えた私は、山王病院リプロダクションセンター(東京都)やカナダのMcGill大学医学部不妊センターなど、国内外での留学を通して高度生殖医療を学び、2000年には『絹谷産婦人科』で体外受精を受けていただける環境を整えました。それから7年間、父とともに患者さまを診させていただくうちに、思っていた以上の数の患者さまにご支持いただくようになったことで旧クリニックが手狭となり、2007年に現在の場所(広島市内の中心地)に移転すると同時に、父からこの『絹谷産婦人科』を引き継ぎました」

明るいナチュラルな色目のウッディな内装と観葉植物の緑が優し気な雰囲気で、まるでリビングにいるような居心地の良さの『絹谷産婦人科』。患者さまの気持ちが、少しでも癒されるようにとの配慮が感じられます。

「実は、今のクリニックに移ってきた頃は、待合室の一角にキッズコーナーを設けて、お子さん連れで通っていただけるようにしていたのですが、毎年、患者さまにご協力いただいているアンケートで、赤ちゃんや小さなお子さんを連れた患者さんとご一緒するのが、どうしてもつらいという声が大きかったのです。そこで悩んだ末に、お子様連れの来院はお断りすることにしました。この『絹谷産婦人科』に通うことで患者さまにつらい思いをさせてしまっては、40年前、ここが開院された意義が損なわれますので……」

患者さまの状況は様々。「全員にとっての最適スタイルはあり得ない」となれば、最後はクリニックが姿勢を示すしかないのですが、『絹谷産婦人科』は医院としての初心を貫くことに決めたのです。しかも、二人目以降のお子さんを望まれていて、通院のためにお子さんを預ける必要がある方にも、託児費用の一部を負担するかたちでサポートするなど、行き届いた心配りをされています。


「不満」は尽きなくとも「軽く」なればと、
毎年ご意見を募り、改善を重ねています

絹谷産婦人科 インタビュー写真2

エントランス横の壁面に、毎年、実施されているという患者さまからのアンケート結果が貼り出されていました。部門ごとの対応評価の「満足」と「ほぼ満足」を足した値は、医師部83%、看護部95%、受付部98%となっており、いずれも高評価であることがわかります(2018年度)。また、一定率はやむを得ないであろう「不満」の値でさえも、医師部1%、看護部0%、受付部0%と、ほぼゼロなのです。

「スタッフの努力の賜物ですね。医師部に対しては、約半分の方は質問しやすいとおっしゃってくださっていますが、4分の1の方は遠慮されてしまうのか質問しにくいと感じておられるようでしたので、受付に“質問・要望カード”を設置してみました。

スタッフには、スペシャリストが揃っていて、認定臨床胚培養士2名、生殖医療相談士・体外受精コーディネーター3名のほか、常勤の臨床心理士(生殖・不妊心理カウンセラー)もいます。臨床心理士による、こころセラピーサロン、リラクゼーションサロン(呼吸法、イメージ法、自律訓練法)、患者さま同士の交流会である“絹ちゃん会”などを行っていますので、治療に疲れたら、うまくご活用いただければと思います。

アンケートは長年続けていますが、改善して欲しい部分がなくなることはないのだと痛感しています。それでも、少しずつではありますがご要望の内容も、耐え難い心の痛みから、小さなご不満と呼べるものに近づいてきているのではないかな……と思っています。例えば、音に関するクレーム一つをとっても、当初は、“待合室に響く赤ちゃんの泣き声がつらくて仕方ない”という訴えだったのが、“そういえば玄関の靴箱の扉の開け閉めの音が気になる”といった軽めのものに変化しています。もちろん、靴箱の扉も、すぐに取り外してオープンにしました」

いかに貴重なご意見であっても、クリニックの方針で反映できない事情があるときには、そこをきちんと説明する努力もなされていました。アンケートが、決して「ご意見をうかがっていますよ」というポーズで終わらず、実際に前向きな改善がなされ続けているところこそが、『絹谷産婦人科』の患者満足度が高い理由の一つに違いありません。


一般不妊治療から高度生殖医療まで。
一貫した方針で受けていただける主治医制

絹谷産婦人科 インタビュー写真3

「初診前に説明会に参加していただくことを必須にしているのですが、そこで『絹谷産婦人科』の治療方針をお伝えし、ご納得いただけた方だけが、実際に通ってくださっています。このシステムも、ご不満が少ない要因になっているかも知れませんね。
基本的には“より自然に近い妊娠”を目指していますので、一般不妊治療や子宮卵管造影検査などの不妊検査もていねいに行っていますが、高度生殖医療が必要なご夫婦には様々な選択肢を提供できる十分な技術と設備を整えています。つまり、タイミング療法から体外受精まで通して診ている点が、『絹谷産婦人科』の一番の特長だと思います。
生殖医療専門医の男性医師2名と女性医師1名の計3名の医師がいますが、みな治療方針は一致しています。それでも主治医制を採用している理由は、治療の経過はもちろんのこと、患者さまの背景や価値観まで、ある程度把握したうえでテーラーメイドの治療を提供していこうと思ったら、一人の医師が一貫して診るべきだと考えているからです。

『絹谷産婦人科』に通われている患者さまが、実際にどのような方法で妊娠されているかは、年度別の治療実績のほか、月別治療実績として、ご年齢と簡単な治療内容を公開していますので、ご参考になってみてください」

例えば、とある月には、41歳の方がタイミング指導(カバサールとビタミンDの服用)で妊娠されていたり、同じ月に42歳の方が、体外受精後、孵化補助を施した凍結融解胚盤胞移植で、しかもERA(子宮内膜着床能検査)をお受けになることで移植日を変更された結果、ご妊娠されたりしていることがわかります。個人情報に配慮されたシンプルな報告ですが、この情報に励まされたり、新たな検査や治療法を受けてみようと背を押されたりされる方も多いのではないでしょうか。


10,000人を超える方が妊娠されました。
これからも患者さまの想いを大切に

絹谷産婦人科 インタビュー写真4

治療実績を見ると、『絹谷産婦人科』が、高度生殖医療においても胚移植あたりの妊娠率で、大きく全国平均を上回っていること、そして画一的な治療を行っていないこと、対応力があって非常に多くの選択肢を持たれていることが非常によくわかります。
妊娠症例の中には、血液を固まりにくくする薬や子宮の収縮を抑制する薬を服用されている方も見受けられますが、不育症治療にも力を入れておられるのですね。

「ここでは出産まで診ることはできませんが、私たちが目指しているゴールは安全な出産です。そこを目指す以上、流産を偶発的な不運とせず、しっかり相手にして、避けられる流産は防ぎたいと考えています。『絹谷産婦人科』のポリシーの一つに“後出しはやめよう!”というものがあります。私たちは、患者さまに“先に知っていれば、この選択はしなかった”という後悔をさせるべきではないと思っているので、考え得る治療の選択肢を複数挙げ、メリットとデメリットもすべてお伝えするようにしています。
患者さまには、できるだけ少ない負担で妊娠していただきたいのですが、医療側の判断で、負担が大きい選択肢だからと、お伝えする時期を先延ばしすべきではないと考えています。時間なのか、治療費なのか、何をもっとも負担と感じるかは、ご夫婦によって違いますから……。最終的に選ぶのは、お二人であるべきだと思っています」

現在、体外受精などの高度生殖医療を実施する施設として日本産科婦人科学会に登録されている施設は全国に約600あります。その中にあって、『絹谷産婦人科』は、「安心と安全と満足を実感して頂ける生殖医療を提供する」ことを理念として設立されたJISART(日本生殖補助医療標準化機関)に加盟する30施設のうちの一つ。取材させていただいて、その崇高な理念を貫かれている施設であると実感しました。

絹谷先生の温かなお人柄は、きっと日本で先駆けとなった不妊治療医の父から息子へと受け継がれたものに違いありません。『絹谷産婦人科』は、これからも優しく患者さまの想いに寄り添いながら、たくさんの命を次世代へと紡いでいかれることでしょう。


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