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不妊に強い頼れる病院特集

みなとみらい夢クリニック
院長 貝嶋 弘恒 先生

みなとみらい夢クリニック院長 貝嶋 弘恒 先生

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インタビュー

みなとみらい夢クリニック インタビューTOP写真

薬剤をなるべく使わない、身体に優しい
自然周期体外受精で毎年平均500人以上が出産

『みなとみらい夢クリニック』(神奈川)は、みなとみらい線『みなとみらい』駅の4番出口からすぐの、綺麗な夜景や港町に吹き抜ける海風が不妊治療のストレスを和らげてくれそうな場所にあります。年々実績を伸ばしている自然周期の体外受精で評判の不妊治療専門施設。近年は年間3900周期もの体外受精を行っています。院長の貝嶋弘恒先生は、『加藤レディスクリニック』で副院長を務めたのち、2008年に同施設を開院。“もっと自然に”を目標に、信念を持って治療を実践されています。

ベストのタイミングで採卵するため、
年中無休のバックアップ体制をとっています

みなとみらい夢クリニック インタビュー写真1

「最近では、体外受精が受けられる不妊治療の施設も増え、全国に600近くもありますが、私たち『みなとみらい夢クリニック』のように、薬剤をなるべく使わない、身体に優しい自然周期を治療のメインとしているクリニックは多くはありません。

日本では不妊治療を受ける方の年齢が上がっていますが、当クリニックでも体外受精を受けている方の平均年齢は、ここ何年もの間、40歳を超えています。つまり40歳代の方も、たくさん体外受精を受けている状況です。ところが、年齢が高めで卵巣機能が低下している方の卵巣ほど、高刺激の治療が大きな負担になるのです。

本来、自然妊娠されるときは卵巣が自ら選んだ最良の卵子1個(主席卵胞)で妊娠に至るわけですから、自身のホルモンバランスが整っている方であれば、あえて薬剤を用いる必要はないのです。中には排卵誘発を行ったほうが良い方もおられますので、そのような場合は、必要最小限の薬剤を用いる低刺激での治療を行っています。

例えば、年間3900近い採卵周期のうち、3分の2は完全自然周期、残る3分の1がクロミフェン製剤やレトロゾール製剤などの飲み薬を用いた低刺激といった割合です。

自然周期においては、ホルモンを薬剤でコントロールせずに自然に任せますので、卵胞サイズの確認とホルモン値のチェックはよりしっかりと行う必要があり、それぞれの患者さんにとってベストのタイミングで採卵できるように、クリニック側は年中無休の体制を整えておかなければなりません」

「その努力を私たちは惜しまない」と貝嶋先生は話されます。また、その先生の志に賛同されたスタッフの方々が一丸となって、自然周期での治療を可能にしています。


胚培養士の技術の高さも当院の特徴。
培養容器の開発まで手掛ける優秀なラボです

みなとみらい夢クリニック インタビュー写真2

年中無休を実現させるためには、その分、スタッフの数も揃える必要があります。現在、『みなとみらい夢クリニック』のスタッフは総勢約80名。そのうち胚培養士が20名を占めているそう。胚培養士は、ご夫婦の卵子や精子を預かり、受精卵(胚)を育てる重要な役割を担う、高度生殖医療にはなくてはならない存在です。

「当クリニックは、卵子と精子を確実に受精させ、理想的な環境で良好な胚に培養していく技術、また胚を安全に凍結、融解させる技術にも自信があります。胚培養士は、採卵後から移植までの卵を大切にお預かりするわけですが、胚にストレスを与えないように、光や温度、湿度を理想的な状態に保つよう細心の注意を払って卵を管理しています。
体外受精を行う際も、培養器の外で行う作業は可能な限り短時間で終わらせる必要があります。顕微授精では、卵子に精子1個を直接針で注入するのですが、どの精子を選ぶのか、卵子のどの位置に針を刺すのか、どのタイミングで針を抜くのかなど、習得しなければならない技術は、さらに多くなります。当クリニックは、超高倍率で精子を観察するズーム装置IMSI(イムジー)を用いた顕微授精を国内で初めて行った施設なのですが、今でも顕微授精は全例IMSIで実施しています。

胚培養室では、これらの技術を磨くためのトレーニングが日々行われていて、実際の現場で顕微授精を行うまでには何ヶ月もの鍛錬を重ねているのです」

通常業務は、胚培養室(ラボ)にこもっての作業となり、患者さんからは見えにくい存在の胚培養士ですが、その仕事内容は治療成績を左右する、とても重要なものです。『みなとみらい夢クリニック』では、移植日の胚の説明を胚培養士が担当するなど、積極的に患者さんと接する機会を設けているそう。顔が見える不妊治療は、患者さんにとって大きな安心につながっていることでしょう。さらに、より良い培養環境を目指す研究を行う中、大学や企業と培養容器を共同開発することで、胚の成長を向上させ胚盤胞達成率を上げるなど、技術面だけでなく研究面でも、非常に頼りになる培養室であることがわかります。


担当医制を導入しているのは、365日、
初診から卒業まで患者さんに寄り添うため

みなとみらい夢クリニック インタビュー写真3

土曜日の午後や祝日も診療してもらえ、日曜日も一般の診療こそないものの採卵や移植などタイミングが重要な処置はしっかり対応してもらえます。クリニック都合ではなく、個々の患者さんの卵や胚の状態を最優先に治療を進めてもらえるのは本当にありがたいことですが、医師も複数いないと365日の対応は難しいですよね。

「はい、現在、常勤医師5名(内、漢方外来1名)で診療に当たっています。非常勤の医師2名を加え計7名の医師がいるのですが、『みなとみらい夢クリニック』は患者さんとのコミュニケーションを重視して担当医制を導入していますので、この人数の医師がいても、元旦や日祝も診ることができる体制を整えるのはなかなか大変です。採卵や移植などのタイミングをクリニック側の都合でコントロールできないのが自然周期での不妊治療ですので、たまたまその日が担当医の休診日に当たってしまうこともありますが……。それでも、原則、初診から卒業まで、採卵も移植も、一人の医師が責任を持って患者さんを診ていくことで信頼関係を築きやすくなると考え、開院以来、担当医制を貫いています。
どうしても複数の医師がいる病院では、行く度に担当が変わることで治療方針も変わりやすく、患者さんが混乱してしまったり、医師との精神的なつながりが希薄になったりしがちですので、患者さん主体に考えると担当医制の意義は小さくないと思います」

『みなとみらい夢クリニック』も場所柄、患者さんの半分はお仕事をお持ちとか。自然周期によるプロトコルで体外受精を行う場合は、どうしてもこの日に診ていかなければならないというような日が発生しますので、患者さんから仕事との両立がたいへんという声はないですか?

「医師から来院日を指定はしますが、時間の指定はいたしません。ですから、どうしても診療受付の締め切り間際に、お仕事を終えた患者さんたちが駆け込んでこられるかたちになりますね。それでも、初診以外は、予約制にしておりませんので人数に制限を設けることなく、その日に診なければいけない患者さんは何人来られてもお受けしています。結果、診療終了時刻が遅くなることもありますが、働きながら治療をされている患者さんを支えるべく、スタッフもみな自然周期の大切さを理解してがんばってくれています」


生殖医療の技術とシュタイナー医学などの
多角的アプローチで妊娠を目指します

みなとみらい夢クリニック インタビュー写真4

「また西洋医学だけでなく、漢方外来や鍼灸などの東洋医学、さらにこれは国内で唯一シュタイナー医学(人智学)を不妊治療に導入し、多角的に難治症例の患者さんの体質や精神環境の改善に取り組むことで妊娠を目指しています。
シュタイナー医学は、患者さんの深層心理にアプローチするもので、カウンセリングのようなイメージを持っていただければよいかと思います。なかなか不妊治療が実を結ばないケースの中には、ごく一部の患者さんですが、親との関係や育ってきた環境などが治療に影響していることもあります。そのような方には、人智学の観点からフォローしていきます」

時には一人の女性の人生ごと、そっと包み込むような、労わり、見守る診療をされている『みなとみらい夢クリニック』。最先端の生殖医療技術を駆使しつつも、卵巣に優しい自然周期を選択するなど、不必要な手を加えずに患者さん個々が持つ妊娠する力を最大限引き出していこうという姿勢は、ここで提供されるすべての医療に一貫されています。

「最近の日本は、凍結融解胚盤胞移植が主流ですが、『みなとみらい夢クリニック』では、分割胚の新鮮胚移植を重視しています。自然周期の場合、胚盤胞までの長期培養は必須ではありません。なぜなら、分割期胚での着床率がとても高いからです。本来、自然周期では卵巣自身が一番良い卵を主席卵胞としてセレクションしてくれます。当クリニックは、自然周期で卵巣が選んだ主席卵胞を新鮮胚で分割期のうちに母体に戻してあげることで、高い妊娠率を維持しているのです」

貝嶋先生には、患者さんを見守る温かさと、的確に見極め、妊娠力を引き出してもらえそうな頼もしさを感じました。『みなとみらい夢クリニック』は、未来のお母さんだけでなく、やがて赤ちゃんになる胚にも優しい不妊治療施設でした。


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