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不妊に強い頼れる病院特集

みむろウィメンズクリニック
院長 三室 卓久 先生

みむろウィメンズクリニック院長 三室 卓久 先生

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インタビュー

みむろウィメンズクリニック インタビューTOP写真

治療に通ってでも母になりたい女性を、
支える夫、支える会社、支える社会に!

2020年6月に移転リニューアルした東京都・町田『みむろウィメンズクリニック』の院長・三室卓久先生のもとを訪ねました。前院が階の異なる3フロアに分かれていたことから、患者さまの動線や利便性を考えて1フロアにできるところを探されていたのだそう。木の温もりが感じられる内装の待合室に腰を下ろすと、ふと「大丈夫ですよ」と声をかけられたような気分になります。女性医師も複数おられ、不妊治療がはじめてで、ためらいがちな方でも、一歩を踏み出しやすそうなクリニックです。

ご夫婦の人生にどう寄り添うか、
対話を重ねながら治療を進めています。

みむろウィメンズクリニック インタビュー写真1

不妊治療を得意とするクリニックとして十分な医療設備を整え、優秀な専門スタッフを揃える『みむろウィメンズクリニック』ですが、三室先生が医学的なサポートと同等のレベルで大事にされているのが、“どう、ご夫婦の人生に寄り添っていくのか”という精神的なサポートだといいます。

「どうしても不妊治療を受けることになった方々は、医療の手を借りなければいけないことを、あたかもご自分たちが“劣っている”かのように感じていらっしゃるのですが、決してそうではありませんよね。せっかく出会って、ともに歩んで行こうと結婚したお二人が、もっと幸せになろうとして前向きに利用するステップが不妊治療なんです。
ですから、当院では体外受精までの高度な治療も行っていますが、お二人が望まれる必要最小限の治療で妊娠を目指すようにしています。奥さまの年齢が高いからといって、望んでおられない体外受精を急かすようなことはしていません。医療とは、押し付けられて受けるようなものではないと思っています」

『みむろウィメンズクリニック』のロゴは、Mimuroの頭文字Mをもじったものではなく、ManとWormanのMとWから受精卵が誕生する様子なのだそう。一方で、院内の多目的トイレには、ジェンダーの方が使いやすいようなマークも施され、このクリニックの門戸が広く開かれていることがよくわかります。社会の価値観の変化を柔軟に受け入れ、ともに成長していこうという姿勢のクリニックなのです。

「実は、2005年に開院したときは、駅前だけれども奥まった、どちらかというと隠れ家的な場所をあえて選んだんです。不妊治療を受けていることを知られたくないという時代でしたから……、患者さまの心情を汲んでのことでした。

でも、今の時代は違います。大きめの通り沿いに移転したのは、もはや肩身の狭い思いを抱えて通う場所ではなくなっているんですよ、という患者さまへのメッセージでもあります。むしろ、不妊はお子さんを望む女性なら誰しもが堂々と取り組むべき、予防の時代になってきていると思います」


検査だけは一秒でも早く受けてください。
その勇気が、打つ手を豊富にします。

みむろウィメンズクリニック インタビュー写真2

最近では、開院まもなく『みむろウィメンズクリニック』での不妊治療で妊娠された患者さまが、中学生の娘さんをともなって健診に来られるようになっているのだそうです。

「お嬢さんの生理不順を心配されて受診され、お母さんは更年期の健診に。そのような母娘の受診が増えてきています。ご自身が不妊治療でされた苦労を娘さんには体験させたくないという想いを持たれて、早めに予防していこうという意識で受診を勧めてくださっているのでしょう。これが本来あるべき姿だと思っています。そのような点からも、女性医師が多い当院は、“思春期の娘を託しやすい”のだと思います。不妊症の中には、子宮内膜症を悪化させないように低用量ピルを服用しておくなど、予防で回避できるケースもありますのでね」

“なかなか授からない”“不妊かも……”と悩むより前に、ご結婚やご妊娠を考えたら、まずは婦人科で検査だけでも受けておいて欲しいと、ホームページの「クリニック恐怖症の方へ」というページでも強く訴えておられますよね。

「最近は、30歳代でのご結婚も増えていて、妊娠可能な時間も、より貴重になっています。しかも、なかなか妊娠しないと悩みはじめて、いざ受診するまでには1年以上かかってしまうケースのほうが多いのが現状です。ところが、一方で、加齢とともに卵子の質は低下してしまうため、女性の妊娠率は年齢が握っている部分が大きいのです。つまり、一秒でも早くクリニックに来ていただくことこそが、打つ手を豊富にするともいえるのではないでしょうか」


体外受精は、1回の採卵で授かることができるよう、
複数の卵子を育てる方法をメインに実施。

みむろウィメンズクリニック インタビュー写真3

初診時には、看護師さんがご夫婦からしっかりお話をうかがい、いわゆるトリアージを行っているとうかがいました。

「奥さまのご年齢であるとか、不妊期間、これまでの治療の経験などをヒアリングすることで緊急性を判断して、おおまかな治療方針をお伝えし、ご夫婦が納得されてから必要な検査を行っています。また、不妊治療未経験の方には、仮に体外受精をお考えの方でも、できるだけ早い段階で『初期クラス』と呼んでいる説明会動画を院内で視聴してもらうことで、卵子や精子のことなど、妊娠にまつわる基礎知識を得ていただいてから、改めて『高度生殖医療クラス』の動画もご覧いただくようにしています。いきなり体外受精の治療の流れだけ説明されても、何のためにこのような処置が必要なのか、よくわからないままになってしまうと思いますので。もともとは、月4回くらいのペースで院内での対面形式の説明会を実施していたのですが、新型コロナ感染症の感染予防のため、現在は動画での説明とさせていただいています。

不妊治療は時間との闘いでもありますので、体外受精までやるからには、当院では一度に複数の卵胞を育てて採卵する方法をおすすめしています。良好な受精卵が複数できれば、お二人目のお子さんまで、1回の採卵で授かるチャンスも広がるわけですので。そこは、ご夫婦の思い描く人生を聴き取りして、治療法の選択に生かしています」

火曜日と木曜日の午後が、ドクターにじっくり相談したり、心理カウンセリングを受けたり、検査をしたりするための診療枠としてあらかじめ確保されているのが、『みむろウィメンズクリニック』の大きな特徴でもあります。


遅い時間帯に通う方の妊娠率が低いことが判明。
思い切って診療を17時までにしました。

みむろウィメンズクリニック インタビュー写真4

働きながら通院される女性が増えている中、『みむろウィメンズクリニック』は17時までの診療とのこと。仕事を辞めて治療に専念すべきかどうか、悩んでご相談になられる患者さまはおられませんか?

「実は、以前は19時まで診療を受け付けていたんです。ところが、統計を取ってみると19時以降に受診されている方々の妊娠率が、とても低かったのです。この結果には、私たちも驚きました。よくよく考えてみますと、確かに診療時間を延ばすことは、一見、患者さまへの配慮と感じられるかもしれませんが、すでに仕事で疲れている女性に、さらに妊娠できる期間が限られている不妊治療というシビアなチャレンジを強いるのは、酷なことだと気が付かされました。仕事を大慌てで切り上げて病院に駆けつけ、遅い診察を終えて、クタクタになって家に帰って食事の支度をして、21時過ぎに夕飯を食べるような生活が、体や卵子に言い訳がありませんものね。思い切って、東日本大震災をきっかけに、診療時間を見直しました。

その代わりといってはなんですが、仕事と治療の両立を支援するということについては、東京都に協力して、会社側への理解を求め、社員が不妊治療を受けやすくするための活動を行っています。一昨年くらいから、東京都では不妊治療をされている方を抱えている企業には補助金を出すような制度ができたのです。『働く人のチャイルドプランサポート制度整備奨励金』というんですが、この補助を受けるためには、会社の人事部の方に不妊治療についての研修を受けていただく必要があるのですが、私は、その講師を務めています。他府県からも研修を聴きにいらしていますので、ゆくゆくは日本全国に広がっていく制度だと期待しています。母になることを望んだ女性が、“今しかできない不妊治療”を、堂々と、心身に無理なく選択できる社会の仕組みづくりが急務だと思いますね」

働く女性が増えた現代でも、家事や育児、介護の担い手は、やはり女性が主で、男性は“手伝い”さえすれば感謝されると思っている日本社会は、男女平等という観点において、大きく立ち遅れているのでしょう(世界経済フォーラム発表の男女平等ランキング2021でも、日本は121位とG7最下位)。それは、不妊治療においても同様です。そもそも男女どちらに不妊原因があろうとも、通院は女性のみに託されます。そのこと自体は医学的な理由から致し方ないとしても、不妊治療を受けてでも母親になろうとがんばる女性に、配慮のできる家庭や会社であってほしい、何もかもを女性に押し付けるのではなく、今、何を優先すべき時か、それを女性に選ばせてあげてほしいと、三室先生はおっしゃいます。「一度しかない人生を、自分らしく生きるために」。


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