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不妊に強い頼れる病院特集

ときわ台レディースクリニック
院長 藤野 剛 先生

ときわ台レディースクリニック院長 藤野 剛 先生

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インタビュー

ときわ台レディースクリニック インタビューTOP写真

「医院のパンフレットは、あえてつくっていません。
1組ずつ価値観もベストな治療方法も違いますから」

東武東上線のときわ台駅から徒歩1分の場所にある『ときわ台レディースクリニック』(東京・板橋区)。藤野剛院長が“地域に根ざした医療”を志して、この地に開院されたのが2008年。あえて、ターミナル駅ではない、各駅停車の電車しか止まらない、このときわ台駅を選んだというエピソードからは、患者さまの数を増やすことよりも、患者さま全員の顔がわかる医師でいることを大切にしたいという藤野先生の真摯な姿勢がうかがえました。

不妊治療専門施設の多い東京だからこそ、一般不妊治療に力を入れ、丁寧に診療しています

ときわ台レディースクリニック インタビュー写真1

現在、日本産科婦人科学会に登録されているART(高度生殖医療)実施施設は、全国で605施設、東京都だけでも95施設にのぼります(2017年7月31日現在)。『ときわ台レディースクリニック』も、そのひとつ。ART技術の水準は高く、ホームページ上に公開されている治療実績は、全国平均値を大きく上回っています。それでも、あえて藤野先生はおっしゃいます。

「ときわ台レディースクリニックは、タイミング療法や人工授精(AIH)といった自然に近い妊娠、いわゆる一般不妊治療に力を入れる婦人科クリニックです。加齢による卵子の質の低下の問題もありますので、“時間を浪費しない”という点には気をつけていますが、いきなり体外受精などのARTをすすめるようなことはありません。ただ、不妊に悩むご夫婦の中には、男性不妊や卵管性不妊などで、どうしても体外受精や顕微授精でなければ妊娠が難しい方がいらっしゃいますので、そのような方々のため、十分な技術は持っておきたいと考えています。
 別の不妊治療専門施設に行かれ、40歳代だから、不妊歴が長いからと、“体外受精しか道がない”と告げられ、打ちひしがれて私どものクリニックにお越しになる方も少なくありません。中には、高齢であっても、“タイミング療法だけ試してみて、それでできなければあきらめる”という考えのご夫婦もおられます。ご自分の年齢での妊娠率や不妊原因など、現状を正しく知ることは大切ですが、知ったうえで治療方法を選ぶのはご夫婦であるべきです。幸せのカタチは、それぞれ違うのですから。私は、ご夫婦の価値観を医療側が否定するようなことがあってはならないと考えています。東京には、ART専門に近いような不妊専門施設もたくさんあります。だからこそ、不妊治療を得意としていて、いざとなったらARTもできるけれども、決して一般不妊治療をおざなりにはしない、そんな医院が必要なのではないかと思っているのです。例えば、おもな不妊原因が卵管性不妊で、なおかつ体外受精ではなく一般不妊治療での自然妊娠を強くご希望の方には、『卵管鏡下卵管形成術(FT)』を行うこともあります。
 また、男性不妊に関しても、ひばりが丘にある『ともまさ泌尿器科・皮フ科』との連携体制をとっていますので、万が一、精液所見に問題が見つかり、泌尿器科での治療が必要と判断した場合には、そちらをご紹介することもできます」

患者さまの抱える不妊原因、価値観に合わせて、1組ずつ個別の医療を提供している『ときわ台レディースクリニック』に、医院のパンフレットはありません。


じっくりお話をうかがいしたいので、初診は午前午後1組ずつと限定しています

ときわ台レディースクリニック インタビュー写真2

そしてなんといっても、『ときわ台レディースクリニック』の最大の特徴ともいえるのが、藤野先生ご本人が、徹底して患者さんの想いの傾聴に時間を割かれているところでしょう。

「一方的に治療方針を押し付けるのではなく、初診時と治療段階をステップアップする際には、患者さまと医師が直接対面して、ヒアリングに十分な時間をかけ、お二人のご希望にそうかたちで治療プランを立てるよう心がけています。ですから、ご説明や不安なお気持ちの傾聴などで長めの診療時間が必要になる初診の方は、たいへん申し訳ないのですが予約制限を設けて、午前午後1組ずつしかお受けしていないんです。その結果、せっかく通院をご決断されてお問い合わせいただいたのに“初診待ち”が必要な状態を生み出してしまっているのですが、1組ずつ丁寧な診療を心がけるというポリシーを曲げないための心苦しい決断です。ここは、幸い東京で、優秀な不妊治療施設がほかにもありますので。
 診療をしていると、前にお子さんを亡くされた方、なかなか治療の結果が出なくて行き詰まっている方、精神的に参ってしまっている方などがおられるじゃないですか。そんなときは、“今度、予約をとってカウンセリングを”ではなく、その場で私自身が辛いお気持ちをうかがうようにして、少しでも気持ちを軽くしてお帰りいただけるように努めています。よく、“話を聞くのは医者の仕事ではない”ともいわれるのですが、私は臓器ではなく、心を持った、その人そのものを診させていただきたいと考えているんです。ときには30分、1時間かけてでも聞き取りをしますので、当然、そのほかの患者さまをお待たせすることにもなり、ご迷惑をおかけしているのですが、どなたに対しても行うこととしてご理解いただいています。もちろん、本来、医師に期待される治療成績でも、決して他の不妊治療専門施設に劣らない結果は出せていると自負しています」

ご夫婦の気持ちに寄り添ってくださる評判の良い病院は、患者さまが口コミで増え続け、気がつけば、大事にしていたはずのお一人に割ける問診時間が減り、患者さま側には不満が募りはじめます。1組でも多くのご夫婦の夢を叶えるのか、納得のいく治療を受けていただくため、しっかり対話の機会を持つのか、多くの開業医が抱えるジレンマでしょう。藤野先生は、開業以来、後者を貫かれてきたといいます。


画一的な医療を提供するようなことはありません。
お一人お一人、卵巣刺激のプロトコルも変えています

ときわ台レディースクリニック インタビュー写真3

『ときわ台レディースクリニック』で、体外受精などのARTを受けられる患者さまは、一般不妊治療からステップアップされてきた方が大半。だからこそ、その患者さまを熟知されている藤野先生によって、卵巣刺激の方法は、すべてその方に最適化された内容になっているのだそうです。

「当院でARTに進まれる方は、タイミング療法や人工授精の段階から診てきた患者さまがほとんどですので、ご夫婦が抱える不妊原因や奥さまの卵巣の反応性をふまえたうえで、その方に最適な卵巣刺激法を選択するようにしています。卵巣刺激法はコレで、といった画一的なプロトコルではありません。ご年齢、FSHやAMHといったホルモン値、胞状卵胞の数などの医学的なデータに加え、通院頻度なども考慮して、お一人お一人、すべて変えているんです。
 薬剤は、体質によって合う、合わないがありますので、排卵誘発剤一つをとっても、いろいろな製薬会社のものをそろえて反応性を確認していますし、卵巣刺激法もアンタゴニスト法を中心に、アゴニスト法のロング法&ショート法、そして低刺激などの中から、もっとも適したものを提供しています。最近は、奥さまご本人がお仕事をされているケースが大半ですので、通院回数を減らせるよう、自己注射をしていただけるよう、ペン型注射器タイプのリコンビナントFSH(排卵誘発剤)を認可がおりた当初から導入するなどして、あらゆるニーズに対応できるようにしています。
 ただ、ARTでできた受精卵(胚)に関しては、基本的に胚盤胞まで長期培養を行って生命力のある胚をセレクトし、全胚凍結を目指す方法をとるようにしています。さらに、凍結融解胚を子宮に戻す際には、ホルモン剤を用いて理想的な子宮内膜を整える、ホルモン補充周期(HRT)を採用しています。
 おしなべてこのような方法をおすすめしている理由は、ご夫婦にとっての、もっとも良好な胚を凍結保存しておき、より理想的な子宮内膜を育てた周期に移植することで、最大の着床率が期待できるようになるためです。排卵誘発剤を使い、通常より多くの卵胞を育てる卵巣刺激を行った周期は、子宮内膜の状態に乱れが生じている可能性がありますので……。凍結融解胚移植の妊娠率の高さは、ホームページに公開している治療成績を見ていただければおわかりいただけると思います」

2015年の全国の凍結融解胚移植の妊娠率(胚移植あたり)は33.2%であるのに対して、『ときわ台レディースクリニック』の同年の成績は46.1%と、それを上回る実績。一般不妊治療を重視しながらも、ARTでもしっかり結果を出されています。


各駅停車の駅の住宅街に、アットホームな不妊治療を提供する病院があってもいいかなと……

ときわ台レディースクリニック インタビュー写真4

『ときわ台レディースクリニック』は、“私の町の赤ちゃん待合室“とでも表現するにふさわしい雰囲気を持ったクリニックですが、不妊治療のみならず一般婦人科も行っているのだそうです。

「1組でも多くの患者さまの願いを叶えるという志も、もちろん素晴らしいと思うのですが、私は患者さまの顔がわからなくなるのがいやなんですよ。だから、こんな各駅停車しか停まらないような駅の住宅街を開業場所に選んだんです。ちゃんとした医療を提供していれば、患者さまは病院がどんな場所にあろうと選んでくれるだろうと。東京の下町にポツンと、患者さまとしっかり向き合うことにこだわる、アットホームな不妊治療施設があってもいいんじゃないかと思いまして」

思春期から更年期、さらには子宮脱でお困りのおばあちゃんまで、女性の心強い味方といった感じの『ときわ台レディースクリニック』。開院後、この町に暮らすようになった藤野先生は、スーパーでも呑み屋さんでも、年中「せんせ〜い!」と通院中の方やお母さんになられた患者さまたちから声をかけられるそう。「それが嬉しい」と話される藤野先生。短いインタビューの時間でも、その実直な人柄が伝わってくる方でした。


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