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不妊に強い頼れる病院特集

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic)
院長 阿部 崇 先生

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic)院長 阿部 崇 先生

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インタビュー

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic) インタビューTOP写真

よい卵子と精子、出会えていますか!?
そこをサポートするのが体外受精です

「不妊の原因には、基礎不妊検査でわかる“卵管がつまっている”、“精液中の精子の動きが悪い、数が少ない”といったものから、検査では評価が困難な“卵管がうまく卵子をピックアップできない”とか“卵子の数や質の問題”といった原因不明不妊とされるものまで様々あります。原因不明不妊の患者さまの中には、一般不妊治療で時間を消費して肝心な卵子の質を加齢で落としてしまうよりも、積極的に『体外受精』で妊娠を目指すことが必要な方もいらっしゃいます。体外受精という言葉に不安を感じる方は多いでしょう。実際、医師の立場からしても、患者さんの肉体的、精神的な負担はものすごく大きいものだと感じています。でも私自身この10年間で何千ものご夫婦と向き合ってきたその経験から、効果的ではない治療や検査にいたずらに時間をかけることはせず、妊娠するという本来の目的を大切にすることがご夫婦の幸せな未来に重要だと思っています」と、『Shinjuku ART Clinic』(新宿)の院長・阿部崇先生は説かれます。

より自然で、こころとからだに
やさしい自然周期治療の体外受精を

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic) インタビュー写真1

平成23年に『加藤レディスクリニック』と技術提携するかたちで開院された『Shinjuku ART Clinic』。阿部先生自身、平成26年に院長となられる前は『加藤レディスクリニック』においても研鑽を積まれ、自然周期体外受精の技術を磨かれたそう。不妊治療に対する理念を同じくする永遠幸グループの中でも、とくに『Shinjuku ART Clinic』は、より自然に近い体外受精を実践されているとうかがいましたが、それは完全自然周期の割合が多いということでしょうか?

「はい、『Shinjuku ART Clinic』の体外受精は、患者さまのこころとからだに負担をかけないように、薬剤をまったく使わない完全自然周期と、比較的マイルドな排卵誘発効果のあるレトロゾール周期、もしくはクロミフェン周期を選択してます。

その理由としては、からだに選ばれて大きくなった主席卵胞(その周期に排卵を予定していた卵胞)から得られた卵は、最良である可能性が高いと考えているため、完全自然周期を基礎として治療を考えています。実際に、当院の治療データをもとに、主席卵胞から卵が得られた周期と主席卵胞から卵が得られなかった周期の治療成績を比較したところ、主席卵胞から卵が得られた周期の方が妊娠率は高いという結果が得られました。日本産科婦人科学会のARTデータブックでも、“自然周期で得られた胚の移植あたりの妊娠率は高い”との結果*1が示されています。以上のことから、私たちは、基本的には主席卵胞をターゲットにし、その主席卵胞に良好な卵子がちゃんと選ばれるような治療を心がけているのです。

そのためには、採卵の前周期の準備が重要であり、採卵後の周期にも採卵周期の影響を残さないような治療が大切になります。もっと具体的にいえば、良好卵子が主席卵胞としてちゃんと大きくなるためには、治療周期が始まるときに、前周期の古い卵胞(遺残卵胞)がない状態が重要だと考えています。治療の翌周期に遺残卵胞を残さないようにするには、卵巣への過度な刺激をなるべく避ける必要がありますが、たくさんの卵子を採ることを目的とした卵巣刺激周期では、一般に治療後数周期影響が残る可能性があると考えられています。

とはいえ自然周期では卵胞がうまく育たない場合や、排卵誘発剤を使用した方が効率がよいケースも出てきます。クロミフェン製剤もマイルドな薬剤ですが、ご自身の下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)の値が軽度ではありますが上昇してしまいます。その点、レトロゾールは、ご自身のFSHやLHといったホルモン値の上昇は限定的で、比較的はやく体外に排出されるため、翌周期に対する影響はより残りにくいと考えられます。このような理由から、当院では完全自然周期もしくはレトロゾール周期での治療開始を提案しています。」
*1. ARTデータブック(日本産科婦人科学会集計2013年度版)


女性が持つ“自然のちから”を
最大限発揮させるためのプラスα

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic) インタビュー写真2

「できる限り女性のからだが本来持っている“自然のちから”を尊重し、ホルモンバランスを崩さないように不要なホルモン剤の使用は控えながらも、“卵子と精子の出会い”であったり、“足りていないホルモン”であったりと、どうしても自力で補えない部分があれば、そこだけはプラスαとしてサポートするのが『Shinjuku ART Clinic』流の不妊治療なのです。

ただ、完全自然周期、レトロゾール周期で主席卵胞だけを採卵していった場合、残念ながら15〜20%程度は主席卵胞が空胞または変性卵だったりして、周期あたりの卵子獲得数は1個前後となります。この結果、採卵あたりの妊娠率が思うように上がらないという自然周期のデメリットが生じてしまいます。一方、クロミフェン製剤を使うとご自身が分泌するFSHの上昇で獲得できる卵子数が2〜3個に増加しますので、採卵あたりの妊娠率は少し高くなります。これは、主席卵胞がダメ(空胞、変性卵など含め)な周期では、2番手以降の卵胞に良い卵子があるという事実を表していると思います。それならクロミフェン製剤を使えばよいのでは!? となりますが、クロミフェン製剤によって翌周期に遺残卵胞を残す可能性や、クロミフェン製剤が持つ抗エストロゲン作用によって子宮内膜が一時的に薄くなるといったネガティブな影響が懸念されますので、成績を安定させるためには胚凍結が必要となる場合が多くなります。このようなことより、自然により近い、からだにやさしい治療を追求する当院の方針に従い、完全自然周期、レトロゾール周期でより成績を上げいくことを第一に考えました。

これまでの論文や当院の治療データを検討し、2014年後半からは、主席卵胞以外の卵胞も補助的に採卵することにしました。結果、クロミフェン周期や学会に報告されている治療成績と遜色ない周期あたりの妊娠率を得られるようになっています」

薬剤をできる限り使わない、からだにやさしい自然周期治療。採卵あたりの妊娠率が低いとされる点が気がかりという方もおられるかもしれませんが、高度な採卵技術によって、今では自然周期治療でも複数の受精卵を得られる状況になっているようです。「とはいえ、あくまでも私たちのターゲットが主席卵胞であることにかわりはありませんが」と、阿部先生。患者さん自身のからだが持つ“自然のちから”を生かすところに、自然周期治療の最大の良さがあることをお話しくださいました。


患者さんの経済的負担を軽くするため、
全例に成功報酬システムを採用

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic) インタビュー写真3

「一般的な不妊治療施設では、採卵、受精、培養、移植と、それぞれの処置を行った時点で、その結果によらず多額の費用が発生します。妊娠できなかったにもかかわらず、大きな経済的負担を背負うことになってしまうケースも少なくないでしょう。もしも、諦めきれない思いを抱えながら、経済的な問題だけで再チャレンジを断念しなければならない方がおられるとしたら、それは本当に残念なことです。
私たちは、技術提携を行っている『加藤レディスクリニック』の名誉院長・加藤修先生の“体外受精は成功報酬で行われるべきだ”という理念に賛同し、妊娠され産科に紹介状を出させていただくタイミングで、治療費の一部を成功報酬としておさめていただくことで、本来治療にかかる費用を低めに設定させていただく料金体系をとっています。しかも、患者さんの年齢や条件で除外することなく、全例に対して成功報酬システムを採用しています。40歳くらいまでの方であれば、産科にご紹介できた患者さまの7割は3回目の採卵までに成功されていますので、参考になさってください」

すべての患者さんに対して完全成功報酬制度を採用している不妊治療施設というのは、永遠幸グループを含めても、全国的にも非常にまれなケースでしょう。繰り返しチャレンジしやすい環境を整えることで、患者さんの夢をどうにか叶えたいという阿部先生の思いの強さが伝わってきます。


「話好き」を生かし意思疎通を大切に。
信頼関係があるから勝負ができるのです

新宿アートクリニック(Shinjuku ART Clinic) インタビュー写真4

「みなさんの不安を少しでも軽くできるように、説明会や初診時には時間をかけて細かなことまでお伝えするようにしています。初診時には30分から1時間程度かけて、お気持ちをじっくりうかがい、疑問や不安にも丁寧にお答えするように心がけています。“どうして自分たちに、この検査や治療が必要なのかわからないまま受ける”などということは、もしも自分が患者だったら絶対に嫌ですから。しっかり理解したうえで、納得して、自分たちで選択したいじゃないですか。どんなことでも気兼ねなく聞いてほしいと思っています。もともと“話好き”なんです。
ある程度、規模が大きくなるとマニュアル化された流れをつくらないと診療が回らないといった事態になりがちでしょう? でも、患者さんは、みなさん仕事などの都合をつけて通ってくださっているのですから、可能な限りお一人お一人のご要望には応えられるようにしたいと思っています。私のこのような思いをスタッフみんなが分かってくれている証拠だと思うのですが、“ここ、喫茶店じゃないんだけどなあ……”と思うこともあるくらい、看護師と患者さんが延々と話し込んでいたりするんですよ。効率も大事ですが、それ以上に患者さんのお気持ちにしっかり寄り添うことを大切にできる『Shinjuku ART Clinic』のスタッフを、私は誇らしく思っています」

カウンセリングを実践しているだけで、心のケアができていると唱ってしまうこともできますが、患者さんが本当にじっくり話をしたいのは医師であるという報告もあります。阿部先生たち医師がまず対話を持とうという姿勢、それでも足りない部分をスタッフがしっかりフォローしようという態勢は、何よりも患者さんの通院ストレスを軽くしていることでしょう。

「私は、患者さんを不妊に立ち向かう“仲間”だと思っているのです。信頼関係があれば“勝負”ができるでしょう? そのためには、まずは安心してお二人の“夢”を託していただける関係を築きたいと思っています。妊娠していただくという結果を出すのは医師の仕事ですので、これは当たり前。私たちは、ここで妊娠できて良かった、ここで治療を受けて良かったと思っていただけるように努めていきたいと思います」

『Shinjuku ART Clinic』には、新宿副都心で働く女性のみならず、他府県から来院されている患者さまも多いとのこと。高度な不妊治療技術への期待、自然周期治療や全例成功報酬制度などの理念に魅かれて、ドキドキしながらクリニックの玄関をくぐられた方々は、きっと阿部先生をはじめとするスタッフの温かな雰囲気に癒されホッとされるに違いありません。新宿副都心のビルの森のような、この場所に、思いがけず命の泉がわくオアシスを見つけたような思いになった、『Shinjuku ART Clinic』阿部先生の取材でした。


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