前回でブログは終わりにしようかなと思っていたのですが、まだ気持ちが残っていて、続けることにしました。

今周期、生理らしい生理もなく、更年期だろうと思いつつ、それでも期待してしまう気持ちに区切りをつけたくて、わざわざ妊娠検査薬を買ってきて検査してみました。

見事に真っ白。

前回妊娠した時に、ちゃんとお腹にいてくれているか気になって、診察日前に検査薬をした時は、テストラインですらうっすらだったのに、今回の検査薬は、にくたらしい位、テストラインがくっきり出るものだったので、余計に白さが際立ちます。

そりゃそうだよね。今まで散々治療してできなかったんだもの。
これで無用な期待はなくなったので、落ち着いて日々を過ごします。

まだ治療をやめて１か月と少し。
４年間ひたすら願い続け、努力し続けてきたことへの思いは、簡単に消えるものではありません。
それでも、いつか心の傷が癒える日は来るでしょう。

死ぬ時、やらなかった後悔をしたくないと思う一心で、不妊治療に全てをかけてきました。
これからは、嘆くばかりで人生を無駄にしたと後悔しないために、気が済んだら、前を向いて歩いて行こう。
今の葛藤は、そのために必要な時間なのだと思います。

私の横には、愛する夫がいます。
私はこの人のために存在しているのです。
この人がいるから私は幸せ。残りの新しい人生をともに生きて行きます。
「死が二人を分かつまで」とよく言いますが、夫は、死は私達を分かたないと言います。
どちらかが先に死んでも、心はいつまでも結ばれたままだと。
私に出会うために生まれて来た、生まれる前から私と出会うことが決まっていたと言ってくれる夫と手を取り合って、歩いて行こう。
子供ができなくても幸せにはなれるはず。