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不妊に強い頼れる病院特集

愛群生殖医療センター
CEO 翁 紹評 先生

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インタビュー

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海を越えて託された「夢」に応え、
「幸せな家族」を増やすのが私の「夢」

近年、「卵子提供」での妊娠を目指すことを決意された日本のご夫婦が、治療先として台湾を選ぶケースが増えています。アジア圏で、かつ卵子提供が国の管理下で行われているという安心感があるのでしょう。台湾の生殖医療技術は高く、中国や香港、マカオなどからの来院者も多いとか。その台湾・台北にあって、西洋医学と中国医学の統合医療が特長の『愛群生殖医療センター』CEO 翁紹評(ウォン・シャオピン)先生が、卵子提供の説明会のため来日されるというのでお話をうかがってきました。

台湾で唯一のRTAC認定を受けた
国際レベルのクリニックです

愛群生殖医療センター インタビュー写真1

日本では、まだ生殖医療の法制化が進んでいないため、各不妊治療施設が日本産科婦人科学会の会告にしたがって、提供された卵子や精子による体外受精や顕微授精などの治療を自主規制している状況です。

特に加齢による卵子の質の低下が原因で、ART治療を、繰り返し、繰り返し受けても妊娠に至らないご夫婦は少なくなく、国外でのドナー治療に活路を求める方々もおられます。台湾・台北にある『愛群生殖医療センター』も、そのような夫婦の切実な想いの受け皿になっているクリニックの一つです。

本日は、高名な台湾の不妊治療クリニックの中で、『愛群生殖医療センター』は「ここが違う!」というような特長を、翁先生にうかがっていきたいと思います。

「一番の特長は、西洋医学と中国医学のエキスパートの医師団を揃え、双方の強みを生かした専門統合医療チームによって、患者さまお一人おひとりに最適な不妊・不育治療を行っているところだと思います。

また、近年は、日本のみならず海外からの患者さまが増えてきていますので、生殖医療技術の質の高さを証明することで、安心して夫婦の将来を託していただきたいという想いから、オーストラリア生殖医療学会が認証するRTAC(生殖医学センター国際認証)を受けました。RTACの認定を目指すことで、自分たち、とくに胚培養室(LAB/ラボ)の医療レベル向上にもつながりますし、IDによる優れた管理システムで患者さまや卵子・精子や胚の取り違えが防止され、安全性の高い医療を提供できるようになります。患者さまの安心と安全を重視して認定を受けました。

台湾で卵子提供を行っている施設は複数ありますが、RTAC認定を受けているのは私たちのクリニックのみです。さらに、『愛群生殖医療センター』の名誉院長にして研究顧問の吳聰捷教授は、アメリカUCLA生殖医学センターの研究顧問でもあります。アメリカ生殖医学会の第一線で活躍される吳教授の研究が、当院での治療にも反映されており、国際的にも高く評価されています」

実際、アジア圏のみならずオーストラリアからの患者さまも来院されているのだそう。国際レベルの生殖補助医療が受けられるということは、海外の医療機関を頼ってでも、お子さんを迎えたいと願うご夫婦にとって、大きな安心につながりそうですね。


面立ち・学歴などの希望をヒアリングして、
ていねいに卵子提供者をマッチングします

愛群生殖医療センター インタビュー写真2

卵子提供を希望される場合、まずは『愛群生殖医療センター』の専任スタッフの方と日本語でメールや電話などによる相談を重ねたのち、基本クリニックを訪ねて正式に申し込むとのことですが、その後はどのような流れでドナーが決まるのでしょうか。

「台湾の法律では、ドナーは匿名になっていますので、患者さまご自身で選んでいただくことはできません。その代わりに当院が、奥さまの血液型だけでなく、背格好や顔立ち、例えば奥さまの目は一重か二重かといったことや学歴なども考慮のうえで最適なドナーとのマッチングをいたします。赤ちゃんがどことなく奥さまに似ておられるということは、思いのほか母親にとっては大切なことだと思うのです。もちろんドナー選びにおいて何を最優先されるかといったご希望も、ていねいにヒアリングしています。

なお、当院のドナー条件は台湾で卵子提供を行っている他院に比べて厳しく、感染症などの疾患がないことはもちろん、AMH(抗ミューラー管ホルモン)値が基準を満たしている方、月経2日目の卵巣を超音波で確認して基礎卵胞(胞状卵胞)が10個以上見える、すなわち卵巣の反応性の高い方であることを最低条件にしています。さらに染色体異常のない方、喫煙習慣のない方を厳選しています。

このような厳密な基準を設けているため、お申し込みいただいてから数ヵ月以上お待たせすることもありますが、その分、卵子提供という大きな決断をされたご夫婦の、とくに奥さまの心情を鑑みたマッチングを行っていると自負しています。卵子提供にたずさわればたずさわるほど、単に「あげても良いという方」と「欲しい方」を仲介するのではなく、新たな「家族」を生み出す立場にあるのだという自覚が芽生え、少しでも「幸せな家族」が増えるようなサポートをしたいと考えるようになりました」

家族の未来の幸せにまで想いを馳せる翁先生は、お優しい人柄がにじみ出ているドクターです。不安と緊張を抱えてクリニックの門をくぐられるご夫婦も、翁先生の笑顔には、ほっとされるのではないでしょうか。


安心して赤ちゃんをお迎えいただけるよう、
着床前スクリーニングをおすすめしています

愛群生殖医療センター インタビュー写真3

「また、当院には遺伝医学の専門医もいるため、産後、お子さんの成長の遅れや知能の発達遅延などを診療する科を設けていて、遺伝的な疾患がないかどうかの見極めを行うことで、早めの加療や栄養指導などを行っています。私たちの病院は、産婦人科ですが、小児科領域までカバーしているのです。これも、「幸せな家族」をつくるお手伝いをする病院の責務だと考えているからです。

当院が着床前スクリーニング(PGT-A)に力を入れているのも、このためです。
もともと卵子提供者には、染色体異常がない、若いドナー女性の卵子を用いるため、得られた胚盤胞が偶発的な染色体異常になる率は高くはありません。費用もかかることですので、以前はPGT-Aを積極的にすすめることはしていませんでした。

ところが、当院で卵子提供を受けた、とある日本人のご夫婦の症例を経験したことで、私たちは考えを改めることになったのです。その時は、6個の胚盤胞を得たので、うち2個を同時に移植したのですが、なぜかどちらも着床しませんでした。これはおかしいということになり、ご主人の染色体検査をしたところ、染色体異常(転座)が見つかったのです。残る胚盤胞について凍結前に採取してあった細胞の染色体を調べてみると、幸いなことに、うち1個の胚盤胞が正常だったので、それを移植することで、ご夫婦は待望の赤ちゃんを授かることができました。

このケースを経験してから、わざわざ台湾にまで来られて治療を受けていただいている現状を考えると、むしろPGT-Aをすべきではないかという考えに至り、少なくとも2個は調べてみることをおすすめするようにしています。もしくは、思い立ったときにPGT-Aができるよう、予め細胞の一部を採取しておくようアドバイスしています。仮にドナー女性とご主人の双方に染色体異常がなくとも、受精卵が偶発的な染色体異常になり、ようやく着床したと思ったら初期流産に終わったり、赤ちゃんが先天的な病気を持って生まれてきたりすることはあり得るわけですので……。最初から正常胚を選んで戻すことで、母親が、これ以上、心や体を傷付けなくても済むわけですから、意義の大きな検査だと思っています」

最近、日本でもPGT-Aが始まりましたが、国内でも受けられる施設はごく限定的です。翁先生のお話を聞き、このような選択肢が得られることは、長い間、不妊治療に苦しんできた母親たちにとって、必要な「労り」ではないかと感じました。そして、日本においても、地域格差なくPGT-Aを希望する方が受けられる態勢が整うことを願わずにはいられませんでした。


西洋医学と中国医学、双方の医師が
手を取ることで開く扉があります

愛群生殖医療センター インタビュー写真4

『愛群生殖医療センター』は、台北の南エリア中央、たいへん交通アクセスの良い大安駅から徒歩1分の場所にあります。桃園空港からもタクシーで1時間かからない程度、松山空港からはMRT(台湾地下鉄)文湖線でわずか10分という地の利の良さ。同じビルの2階と7階が不妊・不育治療を行う西洋医学の診療エリア、11階が小児関係と妊娠後のリスク管理、6階が中国医学の診療エリアになっているそうですね。

「インタビューの冒頭でもお話ししたように当院は、最新の生殖補助治療を担う私のような西洋医学の医師と、伝統的な中国医学を担う医師が手を取り合い、患者さま一人ひとりの体質に応じた治療を行っています。

中国医学では、採血や超音波検査では見えにくい、体の不調を脈診(脈を診ること)や望診(舌や顔色を診ること)で探ります。台湾の伝統的な漢方薬で西洋医学治療薬の副作用を軽減し、胚の質をよくすることで、PGT-Aの正常胚の率を上げたり、母体の体内環境、免疫系統を整えることで妊娠率を上げたりすることができるのです。

鍼灸治療は、ドナーの方の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の不快感の速やかな解消に有効です。卵子提供を受ける奥さまにも、子宮内の血流改善が期待できる鍼灸治療や温灸を、胚移植の前後のタイミングで無料体験していただき、着床率を上げています。

また最後になりましたが、実は当院、台湾国内では免疫に問題があって、うまく着床しない方、流産を繰り返す方(不育症)などの治療で有名なクリニックなのです。私自身、免疫と不妊の関係を10年以上前から研究してきています。不妊治療中の方限定で免疫の診察も行っています。せっかくの良好胚を得ても、免疫に問題があると着床しませんし、流産の原因にもなります。さらに、妊娠の継続に重要な子宮内の動脈の血流を診ることができる専門医もおりますので、妊娠前から出産、幼少期の成長まで診ることができまる、各段階に特化した専門医が揃ったクリニックだといえると思います。どうか当院で、元気なお子さんを迎えてください」

『愛群生殖医療センター』のLOGOマークには二つの意味が込められているそうです。子どもを抱く母親と、そんな母子をさらに大きな腕で抱きかかえる父親、そんな微笑ましく暖かな家族の姿。そして、もう一つは母の中に芽吹いた命、胎嚢です。

翁先生は、インタビューの最後に「40回もの体外受精を経験しても妊娠できず、満身創痍で台湾を訪れるご夫婦もおられました。卵子提供という選択をしてでも子どもが欲しいと願う患者さまの夢を、必ず叶えたいと思っています」とお話しくださいました。翁先生率いる『愛群生殖医療センター』の頼もしい医療チームなら、包み込むように受け止めてくれるに違いありません。


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