一人目
待ち

一人目
妊娠中

二人目
待ち

みんな
OK

病院
特集
  1. 不妊治療の掲示板&ブログ「子宝ねっと」
  2. 漢方

漢方の力で妊娠しやすい体作りを目指す人が増えています。
そんな不妊でお悩みの方々の強い味方になってくれる全国の漢方薬局をご紹介します。

不妊に強い漢方薬局

漢方薬は不妊に効くの!?

一陽館薬局(管理薬剤師・不妊カウンセラー) かしたに陽子さん

不妊治療に運命をゆだねるだけではなく、赤ちゃんを授かるために、自分たちにできることは積極的に試してみたいという方々が増えています。妊娠しやすいカラダづくりを目指す中、漢方薬が気になるという方も多いのではないでしょうか。「本当に漢方で妊娠できるの?」「高いらしいね」「治療と併用しても大丈夫?」、そんなソボクな疑問の数々を奈良県橿原市で漢方薬局を開かれている、かしたに陽子さんにうかがってきました。

お話/一陽館薬局(管理薬剤師・不妊カウンセラー)かしたに 陽子 さん
漢方薬・生薬認定薬剤師、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの資格も持つ。1992年薬剤師国家試験合格、薬剤師免許取得。薬剤師として製薬企業に勤務、京都・大阪・奈良での薬局勤務を経て女性による女性のための漢方相談の専門薬局として、2004年『一陽館薬局』を開局。

1、今の私、漢方を試してみたほうがいい?

Q、どんな人が利用しているの?
不妊に悩んでいる方で漢方薬局を利用されるお客さまには、どんな方が多いのでしょうか?病院で不妊治療を受けるのではなく、自然に授かりたいという想いの強い方々ですか?

A、不妊治療が以前に比べ利用しやすくなったこともあり、少しの勇気と一定期間辛抱すれば授かることができるという期待を持たれる方も多いと思います
年々治療件数は増え続け世界一の不妊治療大国ですが、妊娠し流産することなく現実に赤ちゃんを授かることができる割合は実のところそう多くはありません。当然、早期に妊娠できる方もあれば、指示通りに治療を受けても個人的に努力しても期待する結果が得られない方もいらっしゃるでしょう。
漢方薬局をご利用の方の多くは、どちらかというと思い描いた通りに妊娠にいたらないタイプです。
不妊治療を受ければ妊娠できると思っていたけれど、「思ったほど早く結果が出ない」「不妊治療が合わない」「保険診療の範囲内で結果を出したい」という方が増えています。
また、43歳を迎え保険診療の対象から外れ、しっかり体づくりに集中して結果につなげたいというご要望が増えています。

Q、こんな人こそ漢方を試してほしい!という人は?
本来、漢方薬は、個人の症状に合わせて体質改善になるよう処方されるのだと思いますが、とくに試してもらいたいのは、西洋医学でいうところのどんな不妊原因の方ですか? もしくは、どんな症状のある方なのでしょうか?

A、卵子の質がよくない、卵子が育ちにくい、着床しづらい、着床しても流産してしまうなど、検査や体外受精を受けたものの原因不明や年齢の影響を理由に先が見えなくなっている方にはおすすめです
卵子の状態がよくないという場合は多嚢胞性卵巣や排卵障害などによる月経不順、冷え性や貧血、血流が悪いことは卵巣や子宮内膜への栄養も不足して着床障害や黄体機能不全なども起こりやすくなります。
また、ストレスや自律神経と関連する高プロラクチン血症、血液の循環が滞ることで子宮内膜症や子宮筋腫や卵巣嚢腫など不妊リスクを高める要因を抱えるかたの体質改善にもおすすめです。

Q、不妊治療と漢方は併用できるの?
ホルモン剤を多用する不妊治療が漢方薬の効果を弱めたり、逆に漢方の服用が治療を妨げたりすることはないですか?

A、併用できます。漢方の役割は、治療をがんばるカラダへのエネルギー補給です
実際に不妊治療に漢方薬を併用していただく場合、特別に禁止されない場合には漢方薬を服用していただくとメリットは大きいと思います。
あくまでも一陽館薬局での事例をもとに申しあげますと、不妊治療の際に漢方薬を服用されて、病院での投薬治療に支障をきたすことはありません。ただホルモン剤の多用によって、ほとんどの場合に漢方薬の効果は弱められますが…。
漢方薬の作用は、あくまでも内臓を元気にして働きを良くしたり、本来のバランスを回復したりするものです。言わば、不妊治療をがんばるカラダへの「エネルギー補給」が漢方の役割なのです。ですから、漢方薬を服用しながら不妊治療を行うことで治療効率は上がりますし、場合によっては薬剤の副作用や体への負担も軽減され、妊娠までの期間が短くて済めば、経済的にも精神的な面でも楽になるなどのメリットがあります。


2、漢方では、どうやって妊娠目指すの?

Q、東洋医学でいうカラダの不調とは、どんな状態?
西洋医学と東洋医学では、カラダの不調のとらえ方や治していくアプローチが違いそうですが…。

A、六臓六腑をめぐる「気」「血」「水」の過不足や停滞と考えます
漢方などの東洋医学では、人の内臓を「六臓六腑」(六臓=肝・心・脾・肺・腎・心包)(六腑=胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)ととらえ、六臓と六腑は互いに関連し合いながらバランスを保っているとされます。レントゲンや血液検査がない古の時代に、身体反応をとらえて病状を見極めていたのが東洋医学です。西洋医学の内臓と同様の役割のものもありますが、少し異なるものもあって、エネルギーを生み出す「心包」、臓器をつなぐ「三焦」など実体がないものもあります。
また、そのカラダは「気」や「血」や「水」という材料によって運営されており、その分量が過不足なく、めぐりがスムーズであり、バランスがとれている状態が「健康」であるとしています。
つまり、内臓は、自律神経・代謝・ホルモンによって支えられており、関連し合ってスムーズに機能して一つのカラダをつくっていると考えるので、どこか一カ所でも過不足やめぐりの停滞が起きるとうまく機能できなくなってしまうのです。
カラダに不調があった場合には、西洋医学では一つの症状や異常箇所への直接的な治療(対症療法)であるのに対して、東洋医学では症状が起きる原因から改善していきます。

Q、東洋医学では、不妊症の方は、どんな問題が起きている人が多いの?
西洋医学的な視点では様々な不妊原因があげられていますが、東洋医学的な視点でみるとどのような要因があると考えられているのでしょうか?

A、二大要因は、「腎虚(じんきょ)」と「瘀血(おけつ)」です
不妊状態を引き起こす二大要因は、「腎虚(じんきょ)」と「瘀血(おけつ)」です。
腎は、漢方では生命力の源となる力(=腎精)を支配しており、ホルモン分泌や卵子の成熟の主体となりますので、腎精の不足(=腎虚)になると生殖活動に不足が生じます。
瘀血というのは、血行の悪い状態が長く続き、停滞した状態で、特に妊娠に重要な子宮や卵巣などが存在する骨盤内の血行不良は、子宮への栄養が届きにくく子宮内膜の質の低下へとつながります。また、子宮内膜症や子宮筋腫、卵管閉塞など不妊原因となる病気の引き金にもなっているものです。

Q、漢方では、どのように妊娠を目指すの?
不妊治療(西洋医学)では、検査で見つけた不妊原因の根本的な治療を目指すのではなく、薬剤や技術で、足りないものを補い、過ぎたものを抑えて、【その周期のみ妊娠が可能な状態】にアシストする治療です。漢方では、どうやって妊娠を目指すのでしょうか?

A、授かるカラダ(体質)、妊娠するチカラを取り戻します
漢方では、現在の不妊状態は過去からの様々な要因の積み重ねによって起きているととらえます。日々の食事や生活環境などによって少しずつバランスを崩し始め、それが積み重なって、本来その方が持っているはずの妊娠する力が十分に発揮できない状態になってしまっているのです。
ですから、例えばホルモン分泌が不足している場合には、西洋医学ではホルモン自体を薬剤として補充しますが、漢方ではホルモン分泌が低下している原因(臓腑)を見つけて、その臓腑が十分に機能できるように適した漢方薬で元気にしていきます。結果、自力で必要なホルモンの分泌が行える状態になる、というわけです。
せっかく不妊治療を受け、妊娠可能な状態にアシストしてもらうのであれば、漢方でカラダ本来の妊娠力を回復しておくことで、より結果も出やすくなるはずです。妊娠を高いところに実った果実に例えるなら、西洋医学はそれをもぎとるためのはしご、漢方ははしごの足元を安定させるために敷いた台のようなものでしょうか。その台一枚の高さが、治療結果を変えることもあると思うのです。

Q、漢方薬には、本当に副作用はないの?
不妊治療をはじめたものの投薬治療に抵抗を感じ、カラダに優しいイメージのある漢方薬を希望される患者さまもおられるのですが、漢方薬は本当に副作用がないのでしょうか?

A、「誤治(ごち)」はありえますが、副作用は、まずありません
漢方薬は、数種類の生薬を組み合わせて目的とする作用を得る“薬”です。生薬というのは「薬草」といえばイメージしていただきやすいかと思います。そして、一つ一つの症状ではなく、その症状の原因となる体質に応じて、どのような漢方薬で治療するかを決定します。ですから、体質に目を向けずに、症状だけに注目して漢方薬を服用し続けても効果はえられません。処方決定の判断が間違っていれば、体が必要としない薬効を与えることとなりますので、目的とする治療効果がえられない「誤治」(ごち)が起こってしまいます。
それでも、基本的には、西洋薬のように、目的とはまったく異なる効能によって、体に良くない状態が発現するということは、まず、ありません。
一つの症状だけを見て処方決定するのではなく、体質やその症状が起きている背景を十分に検証して利用すれば、漢方薬は大変安全性の高いものなのです。


3、漢方薬は、どこで処方してもらうべき?

Q、病院と漢方薬局では、処方される漢方薬に何か違いがあるの?
同じ名称の漢方薬でも、不妊治療を受けている病院で出されるものと漢方薬局で処方されるものでは、薬局のほうが高いことが多いようですが、何が違うのでしょうか?

A、薬局では、お一人お一人の体質を検証して、厳選された品質の「生薬」が処方されます
病院でも様々な処方形態をとられているかと思いますので、あくまでもここでは、ごく一般的な場合を想定してお話します。要は、数種類の「エキス製剤」を、限定された症状だけをみて、使用しているようなケースですね。
先にもお話ししたように、同じような症状でも体質やその症状の背景を検証しないで漢方薬を服用しても十分な効果は得られないばかりか、誤治であるにもかかわらず、「漢方薬だって薬なのだから、副作用はあるに決まっている」などという話になりかねません。「エキス製剤」か、「煎じ薬」や「散剤」か、といった剤型の問題以前に、処方のされ方が異なっているのです。
また、健康保険が適用されているような大量生産される「エキス製剤」では規定量の1/2程度の濃度のものもあり、漢方の専門薬局などで使用している「生薬」は、育成や精製に手間がかかっており、品質も含めてその生薬の効果が十分に発揮できる状態で販売されます。例えば、同じ野菜でも産地や生育環境が異なれば、色や大きさや栄養成分まで大きな違いが生まれるのと同じことです。

Q、良い漢方薬局は、どう探したらいいの?
不妊に悩んでいる方が、良い漢方薬局を探したいと思われたら、何に気をつけて選ぶべきなのでしょうか?

A、妊娠実績、不妊症についての幅広い知識、そして何より安心感ですね
漢方薬局を検討される場合には、(1)妊娠実績(2)相談力(3)信頼性をポイントにされるとよいと思います。様々な不妊症例に対する豊富な相談経験があり、妊娠という結果を出しているか、不妊症に対する幅広い知識や情報を持ち、お一人お一人の状況に応じたカウンセリングや適切な漢方処方でお応えしているか、そして何よりもお客さまご自身が安心して前向きな気持ちで取り組むことができるかということです。薬局のホームページで(1)や(2)の実力を推し量って候補を絞り込んでみてください。もしも、電話相談などをされているようであれば、直接、足を運ぶ前に話をしてみて信頼できそうかを感じ取っていただくほうがいいでしょう。
漢方薬局の領域では、ストレスなど心のバランスや生活改善なども含めて、西洋医学の不妊治療とは違った検証にもとづいて漢方薬を服用していただくこととなります。体質的な問題を改善するには、少なくとも半年程度の継続的な服用も必要です。しっかりと納得して“続けられる薬局”を選ぶことが大切だと思います。


4、授かるカラダの目指し方。『一陽館薬局』の場合は?

Q、どのような流れで漢方の選定をしてもらえるの?
漢方の専門薬局といっても様々だと思いますが、『一陽館薬局』の場合、どのような流れで授かるカラダを目指すことになるのでしょうか?

A、まずは相談日時をLINEや電話で予約。初回相談は1時間かけて処方決定しています
『一陽館薬局』では、まず初回相談の日時をLINEやお電話でご予約いただいています。ご予約なしでもご相談は可能ですが、お一人の相談時間を確保いたしますので、ご予約優先とさせていただきます。ご相談方法は、来店または電話、ZOOMを利用したオンラインからお選びください。
初回相談は、1時間程度かけてお客さまの状況を確認し、お体の状態や妊娠の妨げになっている要因について説明します。そして、妊娠に向けて必要な生活や漢方薬での取り組みについてアドバイスをして、漢方薬については試飲をしていただいてから処方決定をしていきます。
2回目以降のカウンセリングは、15分〜30分程度で改善状況の確認や今後の課題を確認します。多くは、およそ1カ月に一度のペースでのカウンセリングをおすすめしています。

Q、カウンセリングや処方決定をするのは、どんな資格を持った方?
『一陽館薬局』では、どのような資格を持った方が漢方薬の処方決定をされたり、不妊の悩みを聞いてくださったりしているのですか?

A、処方決定は薬剤師が行います。カウンセラーは『日本不妊カウンセリング学会』所属
漢方薬の処方決定は、漢方薬・生薬認定薬剤師でもあり、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーでもある私が行っています。漢方医学の知識はもちろん、不妊症や不妊治療についての西洋医学についても学んでいますので、不妊治療と漢方の併用についてもご相談ください。
25年にわたる不妊相談の経験から、医学の進歩にともなうレアケースにも対応することが可能です。
一陽館薬局では、病院選びのご相談や、50歳代のお客さまの妊娠のサポート実績や、卵子凍結に向けての体調サポート実績やなどもありますので、お一人おひとりのお客さまに寄り添ったご提案をさせていただきます。

Q、来店が難しい場合、電話で相談することも可能?
「漢方に興味はあるけれど、私のようなケースでも効くのかな…」、「不妊治療をやめて漢方薬だけにしなさいとか言われないかな…」、「ぜひ試したいけれど『一陽館薬局』に通うのは遠すぎる」というように、来店をためらわれている方もおられると思います。まずは電話で相談してみるということも可能ですか?

A、もちろん、お電話でのご相談も可能です
遠方にお住まいの方はもちろん、いきなり薬局まで足を運ぶのがためらわれるという方のため、お電話での無料カウンセリングを行っています。LINEやお電話でご連絡をいただきましたら問診票のご案内をします。問診票をもとに、漢方薬を用いた体質改善に向けてのアドバイスをさせていただきます。ホームページからもお申込みいただけます。

Q、電話相談のみで、ご様子の確認が難しい場合、漢方の選定はどうなるの?
電話相談のみの場合、視覚的に得られる情報がない分、漢方の正確な選定が難しくなるということはありませんか?

A、煎じる手間のかからない生薬配合の漢方食品(錠剤)『桃福宝』をおすすめしています
不妊に悩む多くの方は、体質的に「瘀血」や「腎虚」といった二大要因を問題として抱えておられますので、血のめぐりをよくし、精を高める漢方薬が必要になってきます。ただし、お電話相談のみの場合には、舌の状態やお顔色、全身からみなぎる力のあるなしといった、視覚的な情報を得ることができませんので、正確な漢方薬の選定が難しくなります。そもそも遠方ということが理由で電話相談を希望されている方ですので、定期的な来店も困難なケースがほとんどです。
そのようなケースでの体質改善におすすめしているのが、生薬配合の漢方食品(錠剤)『桃福宝(とうふくほう)』(『一陽館薬局』の独自開発商品)です。赤珠(あかだま)と黒珠(くろだま)碧珠(あおだま)の3種類があり、それぞれ約1カ月分で税込18,300円。錠剤ですので、漢方薬が続かなかった方でも飲みやすく、男性も服用いただけます。初回はお得な2週間のお試しセット(税込4,860円)もおすすめです。
桃福宝は発売から15年を迎えようとしていますが、妊娠実績は1000名を超えています。桃福宝は一陽館薬局のそれまでの妊娠成功例を解析して処方開発した漢方ですが、栄養成分を補う妊活系サプリとは異なり、妊娠に必要な体の働きやバランスを回復するよう助けるものです。体そのものの働きが妊娠できる条件を満たしていなければサプリメントで補ったり不妊治療で手助けしてもうまくいかないのです。「妊活のためのサプリメントとの比較」や「不妊治療か、漢方か?」といったこととは別のジャンルの「体づくり」を目的とするものなのです。
最近は不妊治療で多くのホルモン剤を使用することや、偏った考えによるサプリメントの摂り過ぎから、妊娠に必要な陰陽バランスを崩しているケースも多く、より複雑な不妊体質に陥っている例も見受けられ、先ほどの「腎虚」「瘀血」に加え「脾虚」「肝虚」までを含む対処が不可欠となってきた背景から、桃福宝碧珠が大切な役割を担う状態が目立つようになりました。

Q、『桃福宝』で妊娠された方には、不妊治療中の人も含まれるの?
『桃福宝』を服用されて妊娠された方の割合は、どのくらいなのですか? また、その妊娠例には不妊治療を続けながら服用されていた方も含まれているのでしょうか?

A、治療をしていない方もいれば、体外受精などの治療と併用された方もいます
『桃福宝』については、いわゆる医学的な不妊原因がない不妊症例において半年以上の体質改善期間をきちんと確保することで、8割以上の方が妊娠されています(当局集計)。この数字には、原因不明不妊で体外受精などの不妊治療を受けている方も含まれています。
8割といえば驚かれることと思いますが、医学的な不妊原因がないということは、妊娠できる能力は備わっているのにうまく活用できていなかったり、疲労やストレスが重なって本来の力が発揮できなくなっていたりする場合がほとんどです。つまり本来の妊娠のためのシステムがスムーズに機能するように回復させてあげるだけで、妊娠できるのです。
もちろん、直接妊娠に関係していない体質改善が必要な場合、不妊治療の状況次第では回復に時間を要する場合もありますので、『桃福宝』を選ばれた方に対してもしっかりとカウンセリングを行って、個々の状態に応じて対応しています。

かしたに 陽子 さん:
「『一陽館薬局』では、不妊治療をされている、されていないに関わらず、ご相談者全員が妊娠し、無事出産していただくことを目標としています。その方にとっての最適ルートで授かるためのサポートができれば……と願っています。
これまで漢方は不妊治療でもうまくいかなかったときの最後の切り札のようにとらえられることも多く、漢方の有用性を高くご評価いただいていると思う反面、正直なところ、もしかしたら順番が逆ではないか?とも思うこともあります。生理周期が安定し体調をしっかり整えたうえで妊娠を妨げている原因を医学技術で解消することができたならば、もっと日本の妊娠率向上も望めるのではないかと考えています。」

お話/一陽館薬局(管理薬剤師・不妊カウンセラー)かしたに 陽子 さん
漢方薬・生薬認定薬剤師、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの資格も持つ。1992年薬剤師国家試験合格、薬剤師免許取得。薬剤師として製薬企業に勤務、京都・大阪・奈良での薬局勤務を経て女性による女性のための漢方相談の専門薬局として、2004年『一陽館』を開局。

ページトップへ
ページTOPへ

©子宝ねっと