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不妊に強い頼れる病院特集

IVFなんばクリニック
理事長 森本 義晴 先生

IVFなんばクリニック理事長 森本 義晴 先生

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インタビュー

IVFなんばクリニック インタビューTOP写真

「西洋医学では、物(臓器)と心は“別もの”。
でも統合医療では心を治すケアこそが第一歩」

不妊に悩む関西在住のみなさまの間では高名な、『IVFなんばクリニック』(大阪・南堀江)。
絶大な信頼を集めているのは、
“卵子の老化”という現代の医療では太刀打ちできない問題にも決して挑むことをやめない、
いわば“医療水準の高さゆえ”なのでしょうか?
もちろん、体外受精や顕微授精が残念な結果に終わり、行き詰まった想いを抱えているときに、
次なる手を模索してもらえることほど心強いことはありません。
でも、名高いゆえんは、それだけではないのでしょう。
このインタビューを読んでいただければ、その理由が少しわかってもらえるかもしれません。

根底にあるのは、“大阪“らしいフレキシブルな発想。
私たちが提供するのは、他に類を見ない統合医療です

IVFなんばクリニック インタビュー写真1

『IVFなんばクリニック』が提唱する統合医療とは、西洋医学の外科的な治療や投薬治療と、東洋医学やセラピーなど、患者さまが本来持っている力を引き出す代替補完医療を組み合わせた医療のこと。最近では、不妊治療施設においても、漢方や運動療法を積極的に治療に取り入れる病院が見受けられますが、IVFなんばクリニックは、いわば先駆者的存在。しかも、開院から10年経った今なお、妊娠にプラスになることには飽くなき探求心を持ち進化し続けている不妊センターです。

「大阪という場所には、良いものならどんどん取り入れてみようというフレキシビリティーがあるでしょう? 土地柄の持つ柔軟性が好きなんです。大阪らしい自由な発想が、統合医療の百貨店のような、今のIVFなんばクリニックを築き上げたと思っています。

 近代科学の世界はデカルトの物心二元論がもとになっていて、物である体と心は別物と考えられています。つまり、西洋医学の対象は肉体のみなのです。肉体という部品さえ治せばいいと思っている……。でも、それでは「木を見て森を見ず」。僕は、それではダメだと思っているんですよ。人には、臓器や生殖細胞だけではなく、「心」があって、様々なシステムがあるじゃないですか。「免疫」、「神経」、「循環」…、そういったものすべてが統合されてはじめて人として機能しているので、そこまで踏み込んで治療して、はじめて「本当の治癒」が起こると考えています。現代医学に間違いがあるとすれば、それは物心二元論だと思うんですよ。私たちが、いわば木も森も見る、「ホリスティック(全人的)な医療」を柱に据えているのは、そのためです。

 東洋医学での健康とは、「気」「血」「水」が順調に巡り、3つのバランスがとれた、自然治癒力の高い状態とされています。妊娠しやすい身体づくりにおいても、まずは全身の血流の改善が鍵。卵巣のある骨盤内の血流を改善することができれば、卵巣機能の活性化が期待できるからです。そこで、IVFなんばクリニックでは、西洋医学との相乗効果を目指し、受胎気功、受胎鍼、足つぼマッサージといった東洋医学、ファータイル・ストレッチ、フラダンス、ベリーダンスといった運動療法、さらにはレーザー治療をも導入し、「気」「血」「水」の循環を改善する多彩な補完治療プログラムを取り入れているのです」


「心理」「栄養」「遺伝」のカウンセラーが常駐。
人の心と体を丸ごと治療することで妊娠を目指します

IVFなんばクリニック インタビュー写真2

2002年の『IVFなんばクリニック』開院当初から、いえ『IVF JAPANグループ』の原点である『IVF大阪クリニック』(大阪・長田)の院長時代から、現・同グループ理事長である森本義晴先生が唱え続けていることが、不妊治療における「心のケアの重要性」です。思えば、不妊治療に統合医療を持ち込んだのも、インターネット上に不妊に悩む人々の交流サイト(掲示板)を開設し、「私たちは一人じゃない」と思える場をつくったのも、心のケアを重視して専任の臨床心理士を院内に常駐させたのも、すべて森本先生が国内で最初でしたね。

「不妊治療に訪れる患者さまには、体に抱えた不妊原因以前に、毎月、月経の度に繰り返される喪失体験に加えて、周囲から投げかけられる無神経な言葉や執拗なプレッシャーなどで、心が縮こまった方が非常に多いですよね。ときには、人格までもがボロボロに傷ついた方まで見受けられます。
 ストレスによってホルモンや自律神経のバランスを崩せば、これが妊娠を妨げる原因にもなりえます。心のケアを大切に考えるIVF JAPANグループでは、患者さまが必要とされたときに利用できるよう、常勤の認定生殖心理カウンセラー(臨床心理士)が生殖心理カウンセリングにあたる体制を整えています。このような不妊治療施設は、全国的にもみても、まだ1%に満たない状況です。

 さらに、珍しいと思われるのは、食生活から体質改善をサポートする生殖栄養カウンセラー(管理栄養士)と、遺伝子や染色体について正確かつ最新の情報を提供する認定遺伝カウンセラーが常駐していることでしょう。

 いずれのカウンセリングも、必要に応じて医師、看護師、胚培養士、そして他分野のカウンセラーと連携しながら、総合医療をトータルにコーディネートしているのが特徴です。栄養療法、運動療法、東洋医学などの補完医療は、ある人に目覚ましい効果が見られた治療でも、他の人にも同じように効くとは限りません。各専門職が連携して、個々の体質やライフスタイルにあった、テーラーメイドの治療メニューをつくりあげる必要があると考えています。IVFなんばクリニックでは、2011年に副院長をトップとした「遺伝カウンセリング」、「栄養カウンセリング」、「心理カウンセリング」からなる統合医療部門を立ち上げ、コーディネーターとして婦長クラスの看護師を配置し、大きな治療の柱として運営しています。しかも、これら補完医療のエビデンス(科学的根拠)をとって、おひとりおひとりにあったプログラムを組もうとしているのです」。

 補完医療を提供する統合医療部門ですが、その位置づけは決して「補完」ではない希有のクリニックといえるでしょう。「自己治癒力」を信じたい、また「自然」を大切にしたい、日本人のメンタリティーに寄り添うクリニックの姿勢こそが、患者さまに支持されている理由だと感じました。


明日の不妊治療の運命を握るミトコンドリア研究。
生殖医療におけるアンチエイジングにも挑んでいます

IVFなんばクリニック インタビュー写真3

補完医療に心血を注ぎながら、西洋医学でも日本の不妊治療を牽引する病院の一つ、両者を見事に融合させているIVFなんばクリニックには、世界中の不妊治療施設から見学にくる医療関係者が後を絶ちません。日本でも数少ない管理胚培養士がトップを務める「生殖技術部門」のほかにも、薬剤師が薬局業務のみならず培養室で培養液の作製や培養環境の管理を行う「培養環境部門」、生殖技術の研究開発を専任で行う研究者7名(うち博士3名)からなる「研究部門」があるというのですから、その層の厚さには驚かされます。

「近年、一番力を入れているのが細胞の中にある小器官ミトコンドリアの働きの解明です。ミトコンドリアでは、エネルギーの通貨と呼ばれる「ATP」がつくられています。このミトコンドリアが活性酸素によって障害を受けると、卵子や精子の機能は低下します。活性酸素を増やすものとしては、ストレス、喫煙、老化などがあります。
 もしも、卵子の老化防止や若返りが可能になれば、不妊治療の未来は大きく変わります。私たちが近畿大学などと共に行っている共同研究では、卵子内にご本人の細胞の中でも活発な細胞内からミトコンドリアを採ってきて注入することで、卵子の若返りをはかろうという試みが続いています。この分野では、実はおそらく世界初となるであろうという映像も撮れているんですよ。筋肉、肝臓、血球細胞など、果たしてどの細胞から採ったミトコンドリアが最適なのか、盛んに研究を重ねている段階です。ご高齢で卵子の質の壁に突き当たって苦悩されているみなさまに、一日も早く希望がお届けできるよう、一丸となって取り組んでいます」。


トレーナーとマン・ツーマンで妊娠を目指す、世界にオンリーワンの医療を届ける『HORAC』

IVFなんばクリニック インタビュー写真4

この『IVFなんばクリニック』と『IVF大阪クリニック』が所属する『IVF JAPANグループ』に、さらに新たな大型センターが加わるとのこと。2014年秋には、大阪・梅田のグランフロントに『HORAC(ホリスティック生殖アンチエイジングセンター)』の開院が予定されているというのです。当グループが培ってきた統合医療とミトコンドリア研究の成果を世界に向かって提供する、ART(高度生殖補助医療)に特化した施設として注目を集めそうですね。

「HORAC(ホーラック)は、体外受精や顕微授精などのARTに特化したクリニックになりますが、ここではIVFなんばクリニックで確立した補完医療をさらに発展させ、トレーナーをつけてマン・ツー・マン体制で実践していきたいと考えています。特に、力を入れたいのが「食」です。日本の農薬の基準は、諸外国に比べて甘いのをご存じですか? 野菜などに不着した残留農薬は、活性酸素を増強させ、卵子の質を低下させてしまいます。ですから、「食べ物」から変えていかなければならないと思うのです。
 実は、奈良県の香芝市で20年以上、太陽光のもとで完全無農薬の水耕栽培の研究をされている方がおられるんですが、ぜひこの農法でつくった「安全・安心」で「高い栄養価」を持った美味しい野菜を全国に広めていこうと働きかけているところなんです。「ピリピリするから野菜は嫌い」と言っていた、うちの看護師の子どもも、この農法でつくった野菜だと食べてくれるらしくて。子どもの敏感な舌が残留農薬を感じとり、野菜嫌いを増やしているのではないでしょうか。そもそも、ご近所の農家の方々が自分たちでつくった野菜は売って、ここの無農薬野菜を買いにくるそうですから(笑)。
 そしてもう一つ、日本国中のみならず世界各国、ことにアジアからお越しになる患者さまに、ハイクオリティーな高度生殖医療を提供させていただくことも、HORAC開院の大きな目的です。利便性を考えて、大阪・梅田での開院を決めました。「それならば東京に開院してほしい」と、よく関東からの患者さまにも言っていただくのですが、先ほどもお話したように大阪の自由な風土の中で、私の目の届く場所で、『IVF JAPANグループ』が目指してきた統合医療の理想型を具現化したクリニックとして、しっかり育てていきたいと思っているのです」。

発想もスケールも桁外れで、ハートフルでパワフルなTHE大阪人(確か出身は大分県では?)の森本先生は、全身に「気」が満ちた方でした。


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