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不妊に強い頼れる病院特集

オーク住吉産婦人科
医師 船曳 美也子 先生

オーク住吉産婦人科医師 船曳 美也子 先生

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インタビュー

オーク住吉産婦人科 インタビューTOP写真

「私も、自ら高齢での不妊治療を体験しました。
よくばりましょう、貴女の貴女らしい人生のために」

「不妊」という言葉が気になり出し、意を決して受診を決めたものの、はじめての産婦人科となると、女医さんを希望される方は少なくありません。まして、その医師が不妊に悩んだことがあるとなれば、なおのこと「わかってもらえそう」な期待も芽生え、緊張感もやわらぎますよね。『オーク住吉産婦人科』(大阪・住吉)の医師・船曳美也子先生は、ご自身が不妊治療を受けた経験をお持ちの方。しかも、文学部の心理学科で進化心理学を学び、プログラマーOLを経験してから、一念発起して医師になり、離婚・再婚も経験した、いわば波瀾万丈の人生をしなやかに強く乗り越えてきた女性です。高度な医療技術だけでは救われない想いも、深い「共感」を持って受け止めてもらえるに違いありません。

「梅田」「なんば」のサテライト・クリニックが働きながらの通院もサポートします

オーク住吉産婦人科 インタビュー写真1

船曳先生ご自身も、40歳を過ぎてから体外受精にチャレンジされたとうかがいました。

「そうなんです。37歳で再婚して不妊治療をはじめましたが、はじめての妊娠は流産に終わり、気がつけば40歳を過ぎていました。これは“あとがない!”と体外受精を繰り返し、ようやく妊娠できて……、出産したときは43歳でした。私は、環境に恵まれていたと思います。職場が不妊治療施設で、当時はお産も扱っていましたから。こうして、仕事も続けることができたのです。
 私が医局に入局したばかりの頃、つまりまだ体外受精が一般的でなかった時代は、妊娠が難しくなる40歳が不妊治療終了の目安とされていました。でも現在、日本で体外受精を受けている人の平均年齢は39歳です。高度生殖医療の手を借りて40歳前後、いわゆるアラフォーで出産することも、珍しくなくなってきました。
 この『オーク住吉産婦人科』は、女性のための医学を専門とするクリニック・グループ『医療法人オーク会』の母体で、2007年の春、分娩の取り扱いを止めたのを機に、高度不妊治療の専門施設としてリニュアール・オープンしました。医師は総勢9名いますが、その中にもう一人、不妊治療を経験した女医・田口早桐医師がいます(※1)。私たち二人が中心となって、治療方針決めのヒヤリングを行っています。その人らしい生き方、ライフスタイルを大切にしながら、赤ちゃんを授かれるようサポートしていきますので、遠慮なくご希望を話してくださいね。
 オーク会には、働きながらでも通いやすい場所で、平日19時まで受付をしているサテライト・クリニックとしての『オークなんばレディースクリニック』(大阪・なんば)や『オーク梅田レディースクリニック』(大阪・梅田)がありますので、体外受精などの通院回数が増える治療を受ける際も、卵のチェックなどには“なんば”や“梅田”を活用していただき、採卵と胚移植などの重要な処置のみ『オーク住吉産婦人科』で受けていただく、といった通い方ができます。オーク住吉産婦人科には、保育士がお子さんをお預かりする託児室(要予約)もありますので、二人目不妊も気兼ねなく来院いただけます。通院ストレスを減らす工夫も、多様な女性のライフスタイルを応援するオーク会の特徴ですね」


たおやかな女性らしい雰囲気ながら、話すとサバサバと明るい船曳先生。その魅力を知っていただくには、2013年秋に出版された『女性の人生ゲームで勝つ方法(主婦の友社)』の気取らない本音トークを、ご一読いただくのが早いでしょう。船曳先生の波瀾万丈フルコースの半生はもちろん、「幸せを掴むための進化心理学」から「母になる妊活必勝法」まで、知的好奇心と女心を刺激する内容盛りだくさんです。

※ 1 なんとこちらも、ロングセラーとなっている不妊治療体験記『やっぱり子どもがほしい!(集英社)』の著者。
お二人とも医師にして文才にも長けたスーパーウーマンです。


全国的にも珍しいサージ(手術)センターを院内に持つ、24時間365日態勢の高度不妊治療の専門施設です

オーク住吉産婦人科 インタビュー写真2

お産を扱っていたときには、患者さまのご出産に、担当した胚培養士が駆けつけて手を取り合うといった感動的な光景が繰り広げられていたオーク住吉産婦人科。高度不妊治療の専門施設に生まれ変わった今では、当時の設備と態勢を生かし、他には類を見ない医療を提供しているといいます。

「このオーク住吉産婦人科は、一日に20件もの採卵(卵子を体外に取り出す処置のこと)ができるキャパシティーを持つ『リプロダクションセンター』、妊娠する力を高めること、あるいは守ることに重きを置いた術式で手術を行う『サージ(手術)センター』を持っています。
 全国には、体外受精などの生殖補助医療を扱う施設が500以上もありますが、このクリニックの最大の特徴は、このような高度不妊治療の専門施設としては非常に珍しいことに、入院や手術が可能な設備や態勢が整っているところでしょう。そのため、妊娠36週までの健診、24時間365日体制での手厚いサポートが可能です。
 例えば、精液の中に精子が見当たらない『無精子症』では、『精巣内精子回収法(TESE)』で精巣から採取した精子を使って『顕微授精(ICSI/イクシー)』を行います。このようなケースでは、提携先の泌尿器科で、ご主人さまのTESEを行い、精子が見つかれば、それを凍結保存し、奥さまの卵巣刺激を開始して、採卵日に合わせて精子を解凍して顕微授精を行うのが一般的。ところが、オーク住吉産婦人科では、TESEと採卵を同じ日に行うことで、凍結させない精子を用いた顕微授精を行っています。この理由は、ただ一つ。新鮮な精子のほうが、より妊娠率が高いからであり、私たちが同施設内で両方を実施できる設備を持つ、数少ないクリニックだからです。この環境を生かさない手はないということですね。もちろん、卵子は採れたけれども、精子が見つからなかったという場合でも、ここには卵子凍結の技術と実績がありますので、ご安心ください。別な日に、再度、TESEを試みることも可能です。
 オーク住吉産婦人科は、年間3000周期もの高度生殖医療を手がける不妊治療の専門病院ですが、胎嚢や心拍を確認して、妊娠=卒業ではありません。万が一の切迫流産や切迫早産でも、入院設備がありますので、万全の態勢でサポートすることができます。今では分娩こそ扱っていませんが、無事、ご出産いただけるギリギリまで新たに芽生えた命をお守りしてから、みなさまを見送りたいと考えているのです」。

体外受精や顕微授精でのART(生殖補助医療)での妊娠は、年齢層が高めなため、どうしても自然妊娠のケース以上に初期流産や切迫流産が多くなります。原因のほとんどは、加齢によって卵子の質が低下してしまい、赤ちゃんの偶発的な染色体異常が増えるため。つまり防ぎようのないものなのですが、中には入院による手厚い黄体管理で、流産をまぬがれ、健康な赤ちゃんが誕生するケースもあるそう。不妊治療の末にようやく授かった命だからこそ、手を尽くしたい想い、身をもってわかると船曳先生はいいます。


私たちが開発・提供する着床補助技術、IFCE(子宮内膜再生技術)が成果をあげています

オーク住吉産婦人科 インタビュー写真3

子宮内は胚(受精卵)が着床するデリケートな部分。着床の課程は、まだ解明されていない部分も多く、ARTにおいてもブラックボックスと呼ばれています。だからこそ、産婦人科医の中でも、とくに不妊治療医は、流産後の処置、子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫の摘出といった子宮内膜を触る手術に慎重です。このような処置を受ける際には、妊孕力(妊娠する力)を落とさないことを第一優先に手術をしてもらえるところを選ばなければいけません。その点でも、『オーク住吉産婦人科』は、大いに頼りになります。

「子宮鏡手術や腹腔鏡手術はもちろん妊孕性を重視して行っていますし、これまで効果的な治療方法が確立していなかった着床不全に対しては、着床補助技術としてIFCE(子宮内膜再生技術)を提供し、大きな成果をあげています。体外受精などで良い胚を移植しても、なかなか妊娠されない反復着床不全の方に子宮鏡検査を行い、子宮内膜ポリープなどの異常所見が見つからなかった方に対して実施します。キュレットという専用の器具を用いて、子宮内膜をごく一部傷つけ、採取(内膜生検)。その同じ部分に、受精卵を移植するというもの。私たちの研究では、IFCEの次の周期に胚移植した場合、IFCEをしなかった周期に比べて、臨床妊娠率、継続妊娠率ともに約3倍も高くなることが分かっています。オーク住吉産婦人科では、この内膜生検の方法やETの仕方など、あらゆる角度から再考察し、独自の技術として開発しています。
 ほかにも学会認定のエンブリオロジストを多数抱え、研究部門を設けることで、受精障害のある方にはカルシウムイオノファーによって活性化を助け受精を促したり、未成熟卵しか得られない方にはIVM(体外成熟培養)を行ったり、着床不全の方にはエンブリオグルー(受精卵接着剤)を用いたりと、高度な医療技術を提供しています」

心理面のみならず、医師や胚培養士の高度な医療技術面、入院や手術設備のハード面においても、ありとあらゆる角度から妊娠に向けて最大限手を尽くそうという姿勢がうかがえます。


将来、子どもは欲しいがパートナーがいない、キャリアを優先したい女性のための「卵子凍結」も

オーク住吉産婦人科 インタビュー写真4

欧米の産婦人科系の学会での動きを受けて、日本でも2013年11月、『日本生殖医学会』が「卵子凍結」に関するガイドライン(未受精卵子および卵巣組織の凍結・保存のガイドライン)を発表しました。悪性腫瘍の治療などによって妊娠する機能が低下することを懸念しての“医学的適応”だけでなく、加齢によって妊娠する能力が衰えていく可能性を考え、それを回避する目的で行う“社会的適応”についても検討し、指針を提示したのです。『オーク住吉産婦人科』は、女性の生き方の選択肢を広げることになるとして、この卵子凍結を実施する国内有数の医療機関の一つ。

「“卵子凍結”は、パートナーがいない、もしくは仕事に打ち込みたい、キャリアを優先させたいなどの理由で、今すぐ結婚はできないけれども、いずれ子どもは欲しいので加齢によって卵子の質が低下する前に採取して凍結保存しておこう!という女性のための高度生殖医療です。日本生殖医療学会発表のガイドラインは、成人女性が希望すれば社会的な理由でも未受精卵子や卵巣組織を凍結保存できるけれども、40歳以上の採卵は推奨できない、その使用も45歳以上は推奨できないとしています。若いときの卵子であれば、女性の加齢によって妊娠(着床)する可能性が下がるわけではありません。ですが、母体の加齢により、妊娠高血圧症候群や胎盤早期剥離などのリスクが高まりますので、45才以上の高齢出産はおすすめしないという考えです。
 残念ながら、今すぐにでも赤ちゃんが欲しいという想いで通院してくださっているみなさまの助けになる生殖補助医療ではありませんが、高齢になっても妊娠できる希望をつないでおく一手段として、このような方法があることを広く知っておいていただくことは、私どものような不妊治療専門施設の役割だろうと思っています(※2)。
 凍結卵子由来の妊娠は、受精率が低く難しいと言われていたんですが、凍結技術の進歩によって解決されたと感じています。その証拠に、日本産科婦人科学会が公表している2011年度の成績を見ますと、胚移植あたりの生産分娩率は、受精新鮮卵が14.7%、受精凍結卵23.3%、未受精凍結卵20.6%と大差はありません。国内の凍結未受精卵での妊娠例の症例数は、まだ多くはありませんが……。
 2013年9月にボストンで開かれたアメリカ不妊学会では、アメリカにおける凍結卵子による出産児は推定約6000人に上るという発表もありましたし、2008〜2011年の凍結未受精卵由来の妊娠率は、1周期35.5%、卵子1個あたり6.5〜12%でした。ニューヨークなどの都市部では、学会が2013年1月にガイドラインを発表し、すでに実験的な段階の技術ではなくなったとコメントして以来、卵子凍結を希望する年齢層が30歳代後半から、将来の妊娠率に期待が持てる30歳代前半までの層へと移行していると聞いています。今後、理想的な採卵時期など正しい知識が広まれば、日本でも“卵子凍結”という技術を有効に活用して、自分らしい生き方を手にされる女性が増えていくのではないでしょうか。卵子凍結をしておいて、20歳〜30歳代は仕事でキャリアを積み、アラフォーで産む、そんな選択も十分あり得る時代になるかも知れませんね」。

みなさまの願いが叶って、もしも女の子のお母さんになられたら、ぜひ加齢による卵子の質の低下の話をしてあげてください。その子が、その子らしい人生を選びながら、後悔少なく歩めるように。自然妊娠を大切に早めの結婚を目標にするも、それが叶わなければ卵子凍結を利用するも、そもそも仕事を優先させるも、自由。女性の生き方は生殖補助技術によって、ますます多様化するのでしょう。「私はこれでいい」、自分を肯定しながら治療ができる施設だと感じました。

※ 2 オーク住吉産婦人科での卵子凍結費用、前納金19万〜35万円


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