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不妊に強い頼れる病院特集

幸町IVFクリニック
院長 雀部 豊 先生

幸町IVFクリニック院長 雀部 豊 先生

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インタビュー

幸町IVFクリニック インタビューTOP写真

抗加齢医学による妊娠しやすい
身体づくりと質の高い体外受精

その名が示すように『幸町IVFクリニック』(東京・府中)は、質の高い体外受精や顕微授精を提供するART(生殖補助医療)専門クリニックです。それでも、受診したら必ずARTというわけではないそう。院長の雀部豊先生は、「ART治療をご検討の方は、専門家の見地よりARTの必要性についてアドバイスをします。必要性の低い方には、期間を区切って他院での一般不妊治療をおすすめすることもあります」とお話しくださいました。では、どのようなご夫婦が積極的にARTを選択すべきなのでしょうか。

あと2年治療開始が早ければ…
そんな後悔はしてほしくないので

幸町IVFクリニック インタビュー写真1

「“必要のない不要な過剰医療はしない”というのが、『幸町IVFクリニック』の基本姿勢です。それでも、【卵管が詰まっている】【子宮内膜症がある】【抗精子抗体が陽性】【男性不妊(乏精子症、精子無力症)】など、いずれかの医学的な問題を、これまでに指摘されている方は、一般不妊治療では妊娠ができない、もしくは困難な方ですので、体外受精が第一選択になるでしょう。
また、【加齢による卵子の質の低下が疑われる】【卵巣機能が低下している】【AMHが低値(1.0ng/ml未満)】の方などは、一般不妊検査では明確な原因が見つからず機能性不妊と診断されますが、このような方にも早めの体外受精をおすすめしています。卵子の質は検査ではわかりませんが、加齢によって誰でも等しく低下してしまうことは確かです。40歳以上の方でも、すんなり体外受精で妊娠される方もおられますが、苦戦を強いられ諦めざるを得ない方のほうが多いのが実情です。後者の方々も、あと2年治療をはじめるのが早ければ結果は違っていたのではないか…、そう感じるご夫婦が少なくないのです。
40代が近づくにつれ、妊娠・出産が年々厳しくなっていく状況は、当院のホームページの“初めての方へ”というページで日本のART成績のグラフを紹介していますので、ご参照ください。40歳以上の方は、できるだけ速やかに体外受精へ、40歳未満の方ならば体外受精を含めた治療で“40歳前までには妊娠すること”を目指してほしいと考えています」。

「体外受精や顕微授精では、低下した卵子の質はフォローできない」、これは紛れもない事実です。だからこそ、「成熟した技術をもってしても越えられない壁にぶつかった場合は、ただ漫然と採卵を重ねるのではなく、抗加齢医学の視点から、次回の採卵に向けて、少しでも健康な身体になる努力、全身の老化を改善する努力をするべき」と、雀部先生は話されます。


酸化ストレスマーカーもチェック!
健康な体あっての高度生殖医療

幸町IVFクリニック インタビュー写真2

『幸町IVFクリニック』の特長の一つに、ご本人の持ちうる妊孕力(妊娠する、妊娠させる力)を最大限に近づける指導をていねいに行っている点が挙げられます。

「当院は、体外受精の専門クリニックですから、治療の主軸はそちらにあるわけですが、同時に妊娠しやすい健康な身体づくりにも力を入れています。年齢が【40歳以上の方】、それ以下でも【明らかな不妊要素がないのに卵子の質が悪い方】、【なかなか妊娠しない方】は、体の改善を検討すべきでしょう。
体外受精前に、いわゆる健康面の検査(身体測定や肝機能検査、糖・脂質代謝検査など)や問診も行い、あきらかに妊娠を遠ざけている生活習慣がある場合には、指導をさせていただいています。例えば、タバコなどは男女ともに論外ですね。ご主人の喫煙は精子のDNAに損傷を与えますし、奥さまの喫煙も細胞が受ける酸化ストレスは凄まじいものがあります。
妊娠の運命を卵子の質が握っているお話は先ほどいたしましたが、卵子の老化は、細胞内でエネルギー工場の役割を果たしているミトコンドリアと呼ばれる小器官の機能低下が一因ではないかといわれています。では、何がこのミトコンドリアにダメージを与えているのか……、犯人は過度な活性酸素だとされています。直接、卵子の抗老化に効果的な物質はわかっていませんが、血流によって代謝が維持されていることを考えれば、全身への抗酸化療法が卵子の抗酸化につながる可能性はあると考えています。
過度な活性酸素が発生する喫煙などの生活習慣を見直し、抗酸化療法を施しても、なお効果が見られない場合は、漢方療法などを検討することもあります。
まずは、ご自身の細胞の老化傾向を把握することが肝心ですので、当院では早い段階で、血液検査を行い、酸化ストレスをチェックしています。また、体外受精は高い妊娠率が期待できる治療でありながら、卵子の質や妊孕力を推し量る検査の側面もあります。良い受精卵が得られなかった場合は、初診時の問診や健康面の検査結果に立ち返り、軽微な問題から見直し、改善指導をしています」

生殖医療専門医でありながら日本抗加齢医学会にも所属し、抗酸化療法を研究されている雀部先生は、抗酸化力のある成分を高濃度に含むオリジナルのサプリメントの開発も手がけておられます。サプリメントは食品ですので薬剤のような即効性はありませんが、長期的に摂られている患者さまの酸化ストレスマーカー値には、好ましい変化がみられるそうです。


AMHが極端に低い方、高い方は、
低刺激周期が適していますが…

幸町IVFクリニック インタビュー写真3

『幸町IVFクリニック』には、体外受精前に1カ月準備周期というものが設定されています。この間に、卵巣機能の評価、胚移植トライアル、体外受精に必要な検査などが行われ、患者さま1組1組に合わせた内容の体外受精が組み立てられていきます。

「体外受精の治療内容は、準備期間に収集してきたデータをもとに、その方に最適な方法(卵巣の準備法、卵巣刺激の薬剤、体外受精の授精法、胚盤胞移植、凍結胚移植など)をきめ細やかに探ったうえでご提案しています。また、体外受精前に不成功要因が見つかった場合には、治療を行ったうえで本番周期に臨みます。
例えば、卵巣刺激の方法については、“自然周期と刺激周期は、どちらが本当にいいのか”ということが不妊治療医の間でも議論になることがありますが、優劣ではなく、その方に合った方法を選択することが重要ではないでしょうか。当院では、卵巣予備能を表すとされるAMH(抗ミューラー管ホルモン)の値や過去の治療歴を参考にして、卵巣刺激法を決定しています。【AMH値が極端に高い方は、合併症を回避するため安全性を重視して低刺激周期(クロミッド中心。HMG注射を足すことも)】、【AMH値が極端に低い方も、HMGをたくさん投与しても反応しない可能性が高いので、低刺激周期】、【中間値の方は刺激周期】が適していると考えています。最終的には、それぞれの卵巣刺激法のメリット、デメリットをご説明したうえで、患者さまとご相談しながら決定しています。 他院で15回も自然周期で採卵し続けていた方が来られ、自然という言葉が持つ印象が良いためか、当院でも“自然周期で”というご希望でしたが、時間のリミットもあることですので刺激周期をおすすめし実施したところ、1回目の採卵で得られた胚で妊娠された例があります」

また、安全性という意味においても、卵子・精子・受精卵の取り違え防止策としてダブルチェックが徹底され、院内感染予防策として医療器具の確実な滅菌処理と検査が行われています。


レスキューICSIの正常受精率が高いので、安心してIVFを選択してもらえます

幸町IVFクリニック インタビュー写真4

「当院では、“質の高い精密な体外受精”をご提供するため、紡錘体の可視装置やタイムラプスカメラ(胚を培養器から出すことなく、動画で観察できる)などの高度な医療機器を導入しています。
また胚培養士も、マウスの卵を使った技術トレーニングを積み、一定の水準に到達して初めて患者さまの卵、精子、胚を扱うことができるという教育体制をとっています。しかも、患者さまの卵や精子に何らかの処置を行う場合は、経験10年目以上の胚培養士が必ず監督につくシステムを徹底しています。
患者さまからはわかりにくいところかもしれませんが、当院の胚培養室のスキルの高さは、『レスキューICSI(イクシー)』の正常受精率にも表れています。レスキューICSIとは、体外受精を行って受精しなかった卵に、急遽、顕微授精(ICSI)を行うものです。通常は、採卵後時間がかなり経過してから実施されるため、高い正常受精率は期待できません。ところが、当院では長年の経験から編み出された独自のプロトコルによって、レスキューICSIも夕方までには終えることができるため、正常受精率、妊娠率ともに、最初から顕微授精を行った場合と変わらない値が期待できるのです。
このところ日本では、ARTを受ける方の年齢が高いため、採卵できる卵子の個数が少ない方が多く、体外受精ではうまく受精しないケースを心配して、重度の男性不妊ではないご夫婦も顕微授精を選択する傾向にあります。ただ、その中には体外受精でも、十分に結果が出る方も含まれていると思われます。当院であれば、事前に予測できない受精不良を心配することなく、ファーストチョイスとして、安心して体外受精を選んでいただけるのではないでしょうか」

しかも、『幸町IVFクリニック』では、レスキューICSIを行った結果、凍結できる胚盤胞ができなければレスキューICSIの費用は追加されないというから驚きです。 これだけの設備と技術・人材を誇りつつも、雀部先生は「自分たちにできることはサポートでしかない」と話してくださいました。

「体外受精は“魔法の技術”ではありません。
体外受精や顕微授精などは、生殖“補助”医療と呼ばれています。
体外受精は素晴らしい技術ですが、あくまでも補助。
ご夫婦の身体こそが、妊娠の主体です。
この自覚が、結果を変えるケースもあると感じています」

『幸町IVFクリニック』では、通院前の方でも参加できる体外受精セミナー(1時間程度、無料、要予約)が、毎週土曜日の午後に院内の待合室で行われています。「結果を出してくれる技術の高さは必要。でも病院任せにするのではなく、自分たちでもできる限りのことをして赤ちゃんを迎えたい」、そう意識できる方は、ぜひこのクリニックに足を運んでみてください。


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