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不妊に強い頼れる病院特集

峯レディースクリニック
院長 峯 克也 先生

峯レディースクリニック院長 峯 克也 先生

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みんなの不妊治療「めでたん」

インタビュー

ともに喜び、ともに悲しみ、
ご夫婦に寄り添って歩みたいのです

2017年6月に東急東横線、大井線『自由が丘』駅前に誕生した『峯レディースクリニック』(東京)は、駅北西ロータリーからすぐの、アクセスの良い場所にあります。「通院期間が長くなりがちな不妊治療だからこそ、通院のストレスは最小限にとどめたいと、通いやすい場所を探しに探しました」と話してくださった院長の峯克也先生。取材中、スタッフがこぞって「院長がいかに優しいか」を熱弁しに来られただけあって、峯先生は術衣の上に癒しのオーラを羽織っておられるような方でした。

私たちが目指すのは、
単なる「妊娠」ではなく「家族の幸せ」

峯レディースクリニック インタビュー写真1

スズランをモチーフとしたクリニックロゴから咲き誇る花は新しく芽生える命、それを優しく抱く二枚の葉はご夫婦、さらにその葉をすっぽり包んで、しっかり支える葉は医療スタッフをイメージしたそう。

「『峯レディースクリニック』は、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療から体外受精や顕微授精、凍結融解胚移植などの高度生殖補助医療までを行う、不妊治療の専門施設ですが、画一的な治療は行いません。

ご夫婦の不妊検査の結果や不妊歴、奥さまの年齢などから二人に最適・最善の治療法をご提案したいと考えていますが、不妊治療は夫婦の価値観が尊重されたオーダーメイドの治療であるべきだと思っています。なるべく自然な妊娠を目指されたいご夫婦、積極的により妊娠率の高い治療法を選択していきたいご夫婦、様々な考えのお二人がおられます。ていねいな説明を行い、ご理解いただいた後の最終的な治療法の選択は、ご夫婦に委ねるべきだと考えています。

これまで生殖医療専門施設『木場公園クリニック』や『新宿ARTクリニック』などで研鑽を積ませていただき、刺激周期と自然周期のART、それぞれの良さを学ばせていただきました。卵巣刺激についても、患者さまにとっての最善を見極め、ご提案していきたいと思っています。

私たちが目指すのは、単なる妊娠ではなく、幸せなご家族の未来です。ご夫婦が納得でき、互いの努力を認め合える不妊治療であってほしいと願っています。スタッフ一丸となって、そんなご夫婦を支え、寄り添い、ともに歩んでいきたいのです」


不妊症と不育症の専門医。
両方を診ることができるクリニック

峯レディースクリニック インタビュー写真2

語り口も物腰も柔らかな雰囲気の峯先生ですが、実は生殖医療専門医であるだけでなく、臨床遺伝専門医、さらには内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡・子宮鏡)でもあるエキスパート。厚生労働省研究班「不育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究」にも、研究協力者の一人として参加されていました。

「これまでの経験を活かして、不妊症はもちろん、妊娠こそするものの流産などで繰り返し赤ちゃんを亡くされてしまう不育症の診断・治療も行っていきます。

習慣性流産の定義は、続けて3回以上流産を繰り返した方となっていますが、2回繰り返して赤ちゃんを亡くされた経験のある方、またそれが1回でも妊娠10週以降に原因不明の流産・死産を経験された方には、不育症のスクリーニング検査を受けてみることをおすすめしています。初期流産の60〜80%には胎児の染色体異常が見つかりますが、それ以外にもリスク因子はあり、中には適切な治療によって防げる流産もあるのです。


例えば、抗リン脂質抗体症候群などの血液凝固系の異常、免疫異常がある方に対しては、流産歴や頻度によって低用量アスピリン単独療法やヘパリン注射を併用する方法を実施。リスク因子が見つからない方に対しては、テンダーラビングケア(TLC)を行います。“優しく、愛情を持って患者さまに接し、そして、いたわる”という、一見当たり前の対応なのですが、国内外の研究で妊娠前から妊娠中にかけてTLCを行ったリスク因子不明不育症患者さまグループの生児獲得率が、実施しなかったグループに対して有意に上昇することが証明されているのです。厚生労働省の2011年の研究では、非施行群が56.9%であるのに対しTLC施行群は79.4%まで上昇しました。具体的な治療内容としては、一般的に妊娠のごく初期には数週間に1回のペースでしか実施されない妊婦健診(超音波検査)を、妊娠10週前後まで毎週行います。間をあけることなく赤ちゃんの姿を確認し、対話を通して不安や疑問を解消していただくというものです。

大喜びした妊娠が突如流産で中断される激しい喪失感……、その心の傷がいかに大きなもので、どれだけ母体に影響を与えるものなのか、TLCの効果からもおわかりいただけるのではないでしょうか」


男性も意識のうえでは治療に参加を。
通院の負担を担う女性を一人にしないで

峯レディースクリニック インタビュー写真3

「加齢による卵子の質の低下は、現段階の医療ではカバーできません。クリニックへの通院をためらううちに年齢が高くなっていたという事態だけは避けたいという思いから、本格的に妊娠を目指す前の段階でのブライダルチェックにも力を入れています。女性用(卵巣機能、婦人科疾患、性感染症などの検査)と男性用(性感染症、精液状態などの検査)、それぞれ検査の組み合わせを変えた数種類のセットをご用意しています。なお、早期の妊娠を希望されるカップルには、ブライダルチェックではなく、超音波下卵管通水検査やヒューナー検査などを加えた不妊ドックをおすすめしています。
また、通院はほとんど女性のみになりますが、男性にも不妊治療に参加しているという意識を持ってほしいので、なるべく早い段階で一度はクリニックにお越しいただくようにお願いしています。検査や治療の流れをご主人にも理解してもらうことで、奥さまのことを積極的にサポートしていただき、治療を二人三脚で乗り越えてほしいと思っているのです。“レディースクリニックへの来院は、男性には気が引ける”というお声もよく耳にしますので、“ご主人に説明させていただきたいと、医療者側が希望している”というスタンスにすることで、少しでも来院の心ハードルを下げていただこうと考えています。私たちからの説明で必要性が納得できれば、男性も検査や治療に前向きにご協力いただけることが多いですよ」

不妊症も不育症も、夫婦の問題として共通の認識を持ってもらうことがとても大切だと、峯先生はおっしゃいます。だからこそ、ご主人に直に説明されることで、二人の足並みをそろえてもらうよう努めておられるのです。


「設備」は先端のものを。でも「人」は、
あえて古き良き時代の温もり重視で

峯レディースクリニック インタビュー写真4

「胚培養室を中心に、医療機器はなるべく先端のものを取り揃え、かなり充実した環境を整えることができたという自負があります。当院の採卵室や胚培養室は、一般的な手術室以上のクリーン度を確保。さらに卵子、精子、受精卵を扱う顕微鏡は、ハイグレードな機器を選択。その顕微鏡を、クリーンベンチ内に埋め込み設置を行うことで、クリーンなうえに安全なバリアフリー環境を実現しました。また、クリーンベンチ内の作業エリアにはヒートプレートを埋め込み、胚培養室内の照明をLEDにすることで、卵や受精卵ができる限り温度変化や光のストレスにさらされにくいよう配慮しています。
当クリニックの胚培養士は、経験豊富で熟練した腕の持ち主ですが、彼らにいかんなく実力を発揮してもらうためにも、結果を出すための理想的な環境を目指しました。
でもスタッフは、あえて昭和スタイルといいますか、体温を感じられるつながりを大事にしたいと思い、人の痛みや表情の変化に敏感で、温かな気遣いができる方を選びました。
普段は明るい患者さんが顔を曇らせていたら、必ず声をかけて相談室でお話をうかがって差し上げてほしいと、そのまま帰さないでほしいと看護師にはお願いしています。不妊症看護認定看護師、日本不妊カウンセリング学会認定の体外受精コーディネーターなど、専門的な知識と経験を積んだ看護師ばかりですので、安心して気持ちをお話しいただければと思います。
また、プライバシーが守られた相談室を2部屋用意したのは、胚培養士から患者さまに、採れた卵子のこと、精液状態、得られた受精卵の説明などをしてもらうためにも使いたいと考えたからです。スタッフ会議の中で患者さまのお名前を挙げれば、全員が“ああ、あの方!”とお顔が浮かぶようでなければならないと思っているのです。
私が初めて不妊治療や不育治療に携わった『日本医科大学附属病院』は、下町、文京区の千駄木にあります。嬉しいときはともに喜び、悲しいときはともに泣いてきた下町流の、血の通った医療を、この『自由が丘』にも持ち込みたいと思っています」

通院ストレスが溜まりがちな不妊治療ですが、『峯レディースクリニック』が得意とするテンダーラビングケアは、リスク因子不明の不育症の方だけでなく、赤ちゃんを胸に抱きたいすべて夫婦のためにあるのではないでしょうか。通院される方の心を、手のひらで包んでくれそうな、寄り添う姿勢を感じるクリニックでした。


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