お迎え
一人目待ち
40代~
ART(体外受精など)
2018/09/09 15:35
お迎えして来ました。
泣いても笑っても、これが最後の移植です。
移植周期に入ってから、「ああ、これで全てが終わるんだなあ」と、陰性判定受けて病院を去る自分の姿が何度も頭をよぎりましたが、その度に「いやいや違う」と、前回陽性判定をもらった時のことを思い返して過ごして来ました。
「ご妊娠おめでとうございます」と書かれて、予定日と今後のスケジュールが記載された紙をもらったのです。淡いピンク色だったかな。今も、去年のスケジュール帳のポケットに入れてあります。
昨晩、お風呂で垢擦り手袋で体の隅々までピカピカに磨いて、お気に入りの服を来て、おろしたての好きな柄の靴下を履いて行って来ました。
ワンピースに着替えて、培養士さんが卵の説明に来てくれるのをドキドキして待ちました。「卵は育ってくれているかしら?」
凍結時一部compactionだった卵は、初期胚盤胞にまで成長してくれていました。
「ああ、この子も頑張って生きているんだなあ」としみじみ思いました。
今回は尿がうまく貯まらず、胃は水でパンパンなのに、膀胱は全くでした。
エコーで見ても膀胱はほとんど膨らんでいなくて、子宮もぼんやりとしか映っていませんでしたが、スムーズに移植していただけました。
移植の時に切なくて泣くかもと思っていたけれど、泣きませんでした。
うちの病院は、移植後の安静は必要ない、むしろ動いた方が良いという方針なので、手早く着替えて、上の階にあるラウンジへ。コーヒー券をくれるのです。インスタントだけど。
ホットミルクティを頼みました。手作りのクッキーがついてきてラッキー!もらえない時もあります。
このラウンジは、採卵や移植の後の休憩、時間のかかる検査を待つ時、採卵についてきたご主人が奥さんを待つ時なんかに利用券をくれます。
病院が開く説明会や、治療をしている人同士の交流会などにも使われていて、今日はIVFで授かった人を治療中の方達が囲んでのお茶会が行われていました。
みんな夢いっぱいで明るい声。
私も薔薇色の夢を見ていた時があったなあ…
病院を後にして、バスが20分後だったので、タクシーで帰ろうと思ったのですが、日曜だからか、全く来ません。
揺りかごみたいに左右にゆっくり体重移動させながら、「お母さんと一緒に頑張ろうね」と語りかけて待っていたら、結局バスの方が先に来て、バスで帰って来ました。
卵と一緒に過ごせるのも、これが最後です。
お腹に卵がいてくれる幸せを噛み締めながら、希望を最後まで捨てずに、これからの日々を過ごしたいと思います。
泣いても笑っても、これが最後の移植です。
移植周期に入ってから、「ああ、これで全てが終わるんだなあ」と、陰性判定受けて病院を去る自分の姿が何度も頭をよぎりましたが、その度に「いやいや違う」と、前回陽性判定をもらった時のことを思い返して過ごして来ました。
「ご妊娠おめでとうございます」と書かれて、予定日と今後のスケジュールが記載された紙をもらったのです。淡いピンク色だったかな。今も、去年のスケジュール帳のポケットに入れてあります。
昨晩、お風呂で垢擦り手袋で体の隅々までピカピカに磨いて、お気に入りの服を来て、おろしたての好きな柄の靴下を履いて行って来ました。
ワンピースに着替えて、培養士さんが卵の説明に来てくれるのをドキドキして待ちました。「卵は育ってくれているかしら?」
凍結時一部compactionだった卵は、初期胚盤胞にまで成長してくれていました。
「ああ、この子も頑張って生きているんだなあ」としみじみ思いました。
今回は尿がうまく貯まらず、胃は水でパンパンなのに、膀胱は全くでした。
エコーで見ても膀胱はほとんど膨らんでいなくて、子宮もぼんやりとしか映っていませんでしたが、スムーズに移植していただけました。
移植の時に切なくて泣くかもと思っていたけれど、泣きませんでした。
うちの病院は、移植後の安静は必要ない、むしろ動いた方が良いという方針なので、手早く着替えて、上の階にあるラウンジへ。コーヒー券をくれるのです。インスタントだけど。
ホットミルクティを頼みました。手作りのクッキーがついてきてラッキー!もらえない時もあります。
このラウンジは、採卵や移植の後の休憩、時間のかかる検査を待つ時、採卵についてきたご主人が奥さんを待つ時なんかに利用券をくれます。
病院が開く説明会や、治療をしている人同士の交流会などにも使われていて、今日はIVFで授かった人を治療中の方達が囲んでのお茶会が行われていました。
みんな夢いっぱいで明るい声。
私も薔薇色の夢を見ていた時があったなあ…
病院を後にして、バスが20分後だったので、タクシーで帰ろうと思ったのですが、日曜だからか、全く来ません。
揺りかごみたいに左右にゆっくり体重移動させながら、「お母さんと一緒に頑張ろうね」と語りかけて待っていたら、結局バスの方が先に来て、バスで帰って来ました。
卵と一緒に過ごせるのも、これが最後です。
お腹に卵がいてくれる幸せを噛み締めながら、希望を最後まで捨てずに、これからの日々を過ごしたいと思います。
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