二十五年来の親友であり、人生の先輩であり、反面教師。

西に手の荒れた男がいれば
某有名ブランドのハンドクリームをプレゼント
東に海外ドラマの第一話が面白かったと話せば
「シーズン1録ったよー」と全話ダビングしてくれる
Hは「戦略的モテ」の人だった。ちなみに後者を頂戴したのは私です(笑)。

子供の頃から(ひいては親子代々)そんな感じなので大人になった現在に至るまで人様からの贔屓をほしいままにしているH。

それを鼻にかけなければ、本当にある種の才能の持ち主ってことで、素直に感心できたのかもしれない。

雲行きが怪しくなってきたのは社会人になりたての頃で、彼女の戦略にほだされる男達が続出し始めた。同時に7人ぐらいとやり取りを交わし忙しくしていたようだが、あれだけ種を蒔いていれば、当然の成り行きともいえた。

Hとは別に天然物のモテる友人がいて真にモテる人には「大変だなー」と同情さえできてしまうのが人情ってもんだと思う！(;´Д`)ハァハァ

話が逸れました。


Hを取り巻く男に私の話題を出しては「◯◯君がぢだるまのことこう言ってたよ」といじって来るようになり「こう言い返しといてよ」とでも反論しようもんなら「は？自分で言えば？」と返される。

男からの文言は伝えるクセにと、女の友情の理不尽を枕を濡らして噛みしめてました(苦笑)。


思えばHのマウンティングはここから始まった。