※遡り投稿になります。
不快に思われる方はスルーしてください。
前回③の続きです。

11月13日、6w3dで入院2日目。
主治医の先生が決まり挨拶に来てくださいました。

この日も朝一で採血。
看護師さんによる検温・血圧測定・脈拍測定・問診（腹痛や出血の有無等の確認）が1日3回くらいありました。
この日も腹痛や出血もなし。

日中に主治医の先生の診察がありました。
この日のhCG採血の結果は3180。
増えてはいるが上がり方としては緩やか。
内診をするも、やはり子宮内に胎嚢は見えず。
子宮以外にも今のところ見当たらない。
ただhCGの数値が上がっているため、どこかでは妊娠が継続している。
左卵巣が腫れていて少し怪しいけど、左からの排卵であったため単なる黄体の可能性も高い。
異所性妊娠の可能性が高いことに変わりはなく、夕方に主人に来てもらい先生からの説明を一緒に聞くことに。

夕方、先生からこれまでのhCGの推移と病状の可能性、今後の治療の選択肢等の説明を伺いました。

hCGの数値は増加しているけれど、伸び率としては緩やか。週数的（6w3d）にも下限の状況。
今の状況からの可能性としては（多分高い順）
①異所性妊娠
②流産の途中
③妊娠初期
ただ今日hCG3180で子宮内に妊娠部位がなさそうということで、異所性妊娠の疑い。

治療方法は
①手術（開腹・腹腔鏡）
・卵管→卵管切除　≫妊娠率6〜7割へ低下
　　　→線状切開　≫卵管温存・再発リスクあり
・卵巣→卵巣部分切除
・その他→妊娠部位摘出
②薬物療法（メトトレキサート）
・手術を回避できる
・入院や治療期間の延長
・再発リスクあり
③子宮内掻爬
・子宮内絨毛遺残がないかの確認

私の場合、現時点で妊娠部位が不明であるため、いきなり腹腔鏡等の手術というのも現実的ではない。
腹腔鏡等の手術の場合はある程度妊娠部位特定の上でやる。
また、hCGの伸び率等からしても正常妊娠の可能性が低く、子宮内に妊娠細胞が残っていてhCGを出し続けることもあるため、最初に子宮内掻爬をして、それでもhCGが下がらなかった場合は腹腔鏡等の手術をするということを勧められました。
ちなみに子宮内掻爬をしてもhCGが下がらず、腹腔鏡等手術しても妊娠部位が見つからず、最終的に部位不明のまま薬物療法をした方もいるそう…。

異所性妊娠の可能性を考慮してか、週明けすぐの子宮内掻爬を勧められ、11月16日の夕方に子宮内掻爬（子宮内容除去術）をすることに。

この時点では異所性妊娠の可能性が1番高く、卵管切除の手術を想像して、怖すぎて泣きました…。
翌日、手術のための血液検査をすることに。

続く…。