台湾での卵子提供
二人目妊娠中
2018/12/23 22:50
私と同じような方がいれば少しでも参考になればいいなと思って、綴ってみたいと思います。
私は早発閉経で、高校生の頃に生理が来なくなり、薬で生理を起こす治療をしていました。25歳で結婚をしてからは本格的に不妊治療を始め、ホルモン療法をしていましたが、一度も卵胞を確認することが出来ませんでした。
ホルモン療法ではどうしようもなく、卵巣を検査しましたが、結局、原始卵胞が無いとの結果でした。(今までのホルモン療法は何だったのか。。。笑)
卵子が無いため、子供を授かることができないという絶望の中で、残る唯一の方法が卵子提供でした。
卵子提供のことを検索すると、初めはアメリカでの卵子提供がヒットしましたが、莫大な費用の壁にぶつかりました。そんな時、通っていた産婦人科から台湾での卵子提供を紹介されました。詳しく調べてみると、台湾であれば、距離も近く、費用もアメリカに比べれば遥かに手の届く金額だとわかり、希望の光が見えたようでした。産婦人科からは2つの病院を紹介され、どちらの病院にするべきかとても悩みました。両方の病院とメールでやりとりをしたりして、両方の病院のことを色々調べました。メールでのやりとりでは、どちらの病院もとても親切に対応してくださいました。悩みに悩んだ末に、最終的にコウノトリクリニックに決めました。その理由は、正直なところ一刻も早く卵子提供をしたかったので、初診が早く取れた方がコウノトリクリニックだったので、コウノトリクリニックに決めたのもひとつの理由でした。でも色々調べると、地域からの信頼がある病院
だとわかり、コウノトリクリニックが良いと確信しました。
もうひとつの病院は日本人の患者に人気のようでしたし、圧倒的に情報量は多かったのですが、やはり現地の人が多く通う病院の方が信頼出来ると考えました。
一期一会、先に初診が取れたのも何かの縁だったのだと思います。
2016年9月の初めに初診で来院しました。日本で何度もメールでやりとりしていた日本語の話せる担当の方とご対面すると、見るからにとても優しそうな素敵な方でした。銀行へ両替と役所へ連れて行ってくれました。両替はなかなか大金だったので、一緒に行ってもらえてとても安心でした。連れて行ってもらった銀行はレートも良く、担当の方様様でした。診察では、副院長先生も見るからに優しそうな方で、安心感がありました。副院長先生は日本語が話せないので、担当の方が通訳してくれながら幾つかの質問に答えました。そして『今年中には妊娠可能だと思います。』と言っていただきました。その自信にこちらも希望が持てた気がしました。内診もありましたが、全てが最新機器で、日本よりも遥かに優れているようでした。
ドナーさんの写真などは見ることが出来ないので、希望だけお伝えして、あとはお任せするのみでした。初診の日は、全てが終わる頃には夜になっていましたが
、ロビーには現地の患者さんでいっぱいで、ここの病院はやはり現地の方に人気なんだと実感しました。
帰国後、1ヶ月もしない内にドナーさんの紹介がありましたが、残念ながら1人目のドナーさんは私たちの希望には沿わずでした。それから2週間程で2人目の方の紹介があり、その方にお願いししました。初診から約1ヶ月半でドナーさんが決まり、思っていた以上にスムーズでした。それからはドナーさんの採卵ま
で何も進展のない時間に悶々としましたが、11月末から採卵周期に入り、その時点での卵胞の数も教えてくださいました。結果的に12月初めに採卵、受精、胚盤胞の凍結が完了しました。随時進捗状況は教えてもらえるし、何か質問があればすぐに答えてもらえるので、とても安心でした。ちょっとしたことでも質問していましたが、毎回丁寧に答えてくださいました。そして12月半ばには胚盤胞の移植に渡航しました。担当の方にはホテルの手配もお手伝いしてもらったり、本当に親切にしていただきました。移植当日は、移植する胚盤胞の写真を見せてくれて、無事融解出来たと教えてくれました。移植も副院長先生がしてくださいました。もう終わったの?!ってくらいスムーズに移植も終わり、安静にと、とてもゆっくり休ませてくださいました。昼食も用意してくれていて、とにかく親切でした。移植後の生活についてや、お薬の説明なども丁寧にしてくださいました。それから約2週間後に日本の産婦人科で妊娠判定の検査をし、無事陽性の判定をいただきました。初診から約4ヶ月で、無事妊娠することが出来ました。夢のようでした。まさか自分が妊娠出来るなんて。それから十月十日が過ぎ、無事可愛い可愛い女の子を出産しました。色々遠回りはしましたが、コウノトリクリニックと出会えたことで、今私の
腕の中には愛しい我が子がいます。
生まれてきてくれるまで、自分たち夫婦に似ていなかったら、自分の卵子ではないから愛情が持てなかったらと不安に思うこともありましたが、実際生まれてきてくれたら、そんなことは吹っ飛んで、ただただ愛おしいです。
こんなに大きな幸せをくださったコウノトリクリニックとドナーさんには感謝してもしきれません。いつもクリニックとの窓口になってくださったCさんには本当にお世話になりました。不安なことがあるとすぐ連絡してしまいましたが、いつも優しく対応してくださって、言葉の壁もノーストレスでした。たくさん悩みましたが、コウノトリクリニックを選んで本当に良かったと思っています。
そして2018年11月、2人目のお迎えに2年ぶりの訪台をしてきました。2年ぶりに来院すると、以前より遥かに患者さんが増えていました。
現在妊娠3ヶ月入りました。今回もとてもスムーズに進む事が出来て、感謝しています。
まだまだ初期ではありますので、不安が大半ですが、今お腹に宿った小さな命を大切に守り抜かないといけないと思っています。
子育ては想像以上に過酷ですが、それ以上に今まで味わった事のない幸せな毎日が待っていました。
その幸せをくださったコウノトリクリニックのご恩は一生忘れません。
色んな情報があって、何が何だかわからなくなることもあるかも知れません。私もそうでした。どうか納得するまで徹底的に調べて、ご自身に合った病院を選んでください。
卵子提供は日本ではメジャーではないので、抵抗がある方もいると思います。考え方は色々ですが、私にとっては、卵子提供は、幸せなものでしかありません。
主人が子供を可愛がっている姿を見る事が出来て、本当に良かったと思っています。
私は早発閉経で、高校生の頃に生理が来なくなり、薬で生理を起こす治療をしていました。25歳で結婚をしてからは本格的に不妊治療を始め、ホルモン療法をしていましたが、一度も卵胞を確認することが出来ませんでした。
ホルモン療法ではどうしようもなく、卵巣を検査しましたが、結局、原始卵胞が無いとの結果でした。(今までのホルモン療法は何だったのか。。。笑)
卵子が無いため、子供を授かることができないという絶望の中で、残る唯一の方法が卵子提供でした。
卵子提供のことを検索すると、初めはアメリカでの卵子提供がヒットしましたが、莫大な費用の壁にぶつかりました。そんな時、通っていた産婦人科から台湾での卵子提供を紹介されました。詳しく調べてみると、台湾であれば、距離も近く、費用もアメリカに比べれば遥かに手の届く金額だとわかり、希望の光が見えたようでした。産婦人科からは2つの病院を紹介され、どちらの病院にするべきかとても悩みました。両方の病院とメールでやりとりをしたりして、両方の病院のことを色々調べました。メールでのやりとりでは、どちらの病院もとても親切に対応してくださいました。悩みに悩んだ末に、最終的にコウノトリクリニックに決めました。その理由は、正直なところ一刻も早く卵子提供をしたかったので、初診が早く取れた方がコウノトリクリニックだったので、コウノトリクリニックに決めたのもひとつの理由でした。でも色々調べると、地域からの信頼がある病院
だとわかり、コウノトリクリニックが良いと確信しました。
もうひとつの病院は日本人の患者に人気のようでしたし、圧倒的に情報量は多かったのですが、やはり現地の人が多く通う病院の方が信頼出来ると考えました。
一期一会、先に初診が取れたのも何かの縁だったのだと思います。
2016年9月の初めに初診で来院しました。日本で何度もメールでやりとりしていた日本語の話せる担当の方とご対面すると、見るからにとても優しそうな素敵な方でした。銀行へ両替と役所へ連れて行ってくれました。両替はなかなか大金だったので、一緒に行ってもらえてとても安心でした。連れて行ってもらった銀行はレートも良く、担当の方様様でした。診察では、副院長先生も見るからに優しそうな方で、安心感がありました。副院長先生は日本語が話せないので、担当の方が通訳してくれながら幾つかの質問に答えました。そして『今年中には妊娠可能だと思います。』と言っていただきました。その自信にこちらも希望が持てた気がしました。内診もありましたが、全てが最新機器で、日本よりも遥かに優れているようでした。
ドナーさんの写真などは見ることが出来ないので、希望だけお伝えして、あとはお任せするのみでした。初診の日は、全てが終わる頃には夜になっていましたが
、ロビーには現地の患者さんでいっぱいで、ここの病院はやはり現地の方に人気なんだと実感しました。
帰国後、1ヶ月もしない内にドナーさんの紹介がありましたが、残念ながら1人目のドナーさんは私たちの希望には沿わずでした。それから2週間程で2人目の方の紹介があり、その方にお願いししました。初診から約1ヶ月半でドナーさんが決まり、思っていた以上にスムーズでした。それからはドナーさんの採卵ま
で何も進展のない時間に悶々としましたが、11月末から採卵周期に入り、その時点での卵胞の数も教えてくださいました。結果的に12月初めに採卵、受精、胚盤胞の凍結が完了しました。随時進捗状況は教えてもらえるし、何か質問があればすぐに答えてもらえるので、とても安心でした。ちょっとしたことでも質問していましたが、毎回丁寧に答えてくださいました。そして12月半ばには胚盤胞の移植に渡航しました。担当の方にはホテルの手配もお手伝いしてもらったり、本当に親切にしていただきました。移植当日は、移植する胚盤胞の写真を見せてくれて、無事融解出来たと教えてくれました。移植も副院長先生がしてくださいました。もう終わったの?!ってくらいスムーズに移植も終わり、安静にと、とてもゆっくり休ませてくださいました。昼食も用意してくれていて、とにかく親切でした。移植後の生活についてや、お薬の説明なども丁寧にしてくださいました。それから約2週間後に日本の産婦人科で妊娠判定の検査をし、無事陽性の判定をいただきました。初診から約4ヶ月で、無事妊娠することが出来ました。夢のようでした。まさか自分が妊娠出来るなんて。それから十月十日が過ぎ、無事可愛い可愛い女の子を出産しました。色々遠回りはしましたが、コウノトリクリニックと出会えたことで、今私の
腕の中には愛しい我が子がいます。
生まれてきてくれるまで、自分たち夫婦に似ていなかったら、自分の卵子ではないから愛情が持てなかったらと不安に思うこともありましたが、実際生まれてきてくれたら、そんなことは吹っ飛んで、ただただ愛おしいです。
こんなに大きな幸せをくださったコウノトリクリニックとドナーさんには感謝してもしきれません。いつもクリニックとの窓口になってくださったCさんには本当にお世話になりました。不安なことがあるとすぐ連絡してしまいましたが、いつも優しく対応してくださって、言葉の壁もノーストレスでした。たくさん悩みましたが、コウノトリクリニックを選んで本当に良かったと思っています。
そして2018年11月、2人目のお迎えに2年ぶりの訪台をしてきました。2年ぶりに来院すると、以前より遥かに患者さんが増えていました。
現在妊娠3ヶ月入りました。今回もとてもスムーズに進む事が出来て、感謝しています。
まだまだ初期ではありますので、不安が大半ですが、今お腹に宿った小さな命を大切に守り抜かないといけないと思っています。
子育ては想像以上に過酷ですが、それ以上に今まで味わった事のない幸せな毎日が待っていました。
その幸せをくださったコウノトリクリニックのご恩は一生忘れません。
色んな情報があって、何が何だかわからなくなることもあるかも知れません。私もそうでした。どうか納得するまで徹底的に調べて、ご自身に合った病院を選んでください。
卵子提供は日本ではメジャーではないので、抵抗がある方もいると思います。考え方は色々ですが、私にとっては、卵子提供は、幸せなものでしかありません。
主人が子供を可愛がっている姿を見る事が出来て、本当に良かったと思っています。
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