※過去を振り返り書いています。
いい結末ではありません。お嫌な方はスルーしてください。


診察室に入る。
先生にダメだったと言われるのが辛く、自ら、
「先生、ダメですよね」
と聞く。
ピキッと、何かどこかで音がした気がした。

ところが、先生から以外な回答。
「いや、ダメじゃないですよ。着床はしているね」

なぬっ！？

先生「ただ、hcgがね～、この時期だと3ケタは欲しいですね。57だとね～、ちょっと厳しいかなぁ」

ミュータンス菌の時はおめでとう！妊娠してますよ！と言われたが、先生はずうっと難しい顔。

先生「妊娠はしているんだけどね…継続は難しいと思ってください」

私「それって今後化学流産になるかも、ということですか？」

先生「そうですね、その可能性があるね」

頭を鈍器で殴られたようだった。

私「じゃあ、注射をするのですか？」

先生「今回は注射の必要はないです」


先生はひと呼吸置いて、続けた。

先生「坐薬(ルティナス膣錠)と貼り薬(エストラーナテープ)は続けて。命綱だからね。一週間後にまた様子を見せに来てください」

おめでとうと言われない妊娠だった。

実家の母に連絡。
とりあえず一週間後にまたミュータンス菌をお願いすると思うのでよろしくお願いしますと伝えた。

　※長いので続きます。