王懐麟 台中院院長は下段右から4番目。
台湾の『NUWA生殖医療センター』は、台北市、桃園市、台中市の3都市に最高水準の生殖医療センターを持つ、国内最大規模の生殖医療センターです。自費診療による不妊治療と、海外から妊娠を希望して渡台する患者さまのための国際特約医療を行う専門クリニックで、生殖医療部門の医師として総勢15名ものスペシャリストを抱えています。
日本では、近年、卵子提供を受ける渡航先として台湾を選ぶご夫婦が増加しています。同じアジア圏ということで、距離の近さ、民族としてのDNAの近さ以外にも、台湾は2007年に制定された生殖医療に関する法律のもと、国が卵子提供を管理しているという体制への安心感も大きいのでしょう。
『NUWA生殖医療センター』は、もしも『体外受精』を受けるなら、最初から自費でもよいので『着床前診断(PGT-A)』を行って染色体異常のない胚を戻したいとお考えになるご夫婦、長年、体外受精や顕微授精を繰り返してきたけれども願いがかなわず、『卵子提供』での胚移植に希望を託すご夫婦などの間で注目を集めるクリニックの一つです。
今回(2023年11月)の渡台で、『NUWA生殖医療センター』の中でも、とくに日本の患者さまにおすすめしたいという、3院を代表する3人の名医と、実際に卵子を提供されたドナーの方にお話しをうかがってきました。
まず最初に訪れたのは、日本全国各地からの直行便が多く離発着する桃園空港に、もっとも近い桃園院。なんといっても、空港からタクシーで16分という抜群のアクセスの良さが魅力です。しかも、2022年に開院したばかりとあって、ビルの2フロアを占める桃園院は、とても綺麗で、ゆったりとリラックスして治療が受けられそうなクリニックでした。
桃園院の副院長・何信頤(ホー・シンイー)先生は、「患者さまの希望を丁寧にヒアリングして治療方針を立てる」ことをモットーとされているドクターです。
「注射をあまりたくさん使いたくない、人が少ない時間帯に受診したい、移植のタイミングはいつがいいなど、患者さまの希望は様々です。みなさま事情がおありだと思いますので、相談を重ね、それぞれのご夫婦に最適なオーダーメイドの治療を行いたいと考えています。再診を待つ間も、不安になること、確認したくなることなど、たくさん出てくると思います。カウンセラー経由で、日本語で、お答えさせていただきますので、ご遠慮なくLINEでお問合せくださいね」
台湾の患者さまの間でも、辛いときこそ寄り添い、励ましてくれると評判の何先生に、3院の中で、桃園院の優れた点をうかがってみました。
「アクセスの利便性は言わずもがなですが…。そうですね…、私は、台北院でも診察を受け持っていますが、桃園院での診察は、台北院より施設が新しくて広々していて、患者さまの人数も台北院ほどではないので、時間の面でも気持ちの面でもゆとりを持って診させてもらっています。桃園院では、じっくりご相談に乗れると思います。
日本での長い不妊治療が実を結ばず、大きな決断をされて当院での卵子提供を選ばれた患者さまは、みな神妙な面持ちで診察の順番をお待ちになっていて、必死なお気持ちが伝わってきます。今、卵子提供のマッチング中の日本人の患者さまがおられますが、これまで日本で20回も体外受精をなさってきたとか……。想像を絶する挫折感を体験されてきたことでしょう。私は、患者さまには、いつも “採血の検査結果を待つ間、桃園院のそばに南カン渓(ナンカンシー)という川があるので、そのほとりを、ご夫婦で散策されてきてはどうでしょうか?”とお声をかけているようにしているんですよ。少しでもリラックスしていただきたくて……」
マラソンがご趣味という何先生いわく、南カン渓の夕景の中を走る気分は素晴らしいのだとか。名医であるのはもちろん、心と体ほぐす名コーチでもある何先生。YouTubeでも、「あなたは決して一人じゃない」と呼び掛けておられます。
「患者さまの抱える問題を解決するため尽力します。それが、うまくいくときばかりではありませんが、寄り添うことをお約束します」と何先生。以前、採卵しても卵がほとんどとれず、何度も体外受精を繰り返されていた台湾人の患者さまが、何先生を頼りに、ほかの病院から転院されてきたことがあったそうです。
「以前の治療歴を精査し、卵巣刺激法をPPOSに変えてみることで、採卵数は10倍になりました。そこで授精法も、体外受精と顕微授精に分けるSplit法を採用し、さらに卵子の活性化も行ったところ受精率が上がり、ついに良い胚が得られたんです。子宮側の問題もあったのですが、それも乗り越えて、とうとうご妊娠されました。ところが、あまりに失敗を繰り返されていたので、ご妊娠を伝えても嘘でしょう? 信じられない≠ニ……。39歳の方でしたが、お力になれて本当にうれしかったですね」
その熱っぽい語り口から、決してあきらめず、患者さまに合った治療法を探る、真摯な姿勢が伝わってきました。
台湾は日本より、さらに少子化が深刻で、CIA(アメリカ中央情報局)によれば、2023年(推定)の合計特殊出生率(15〜49歳までの年齢別出生率の合計)は世界227カ国・地域で最低の1.09で、なんと日本の1.39よりも低いのです。そのため、赤ちゃんを希望されているご夫婦がお子さんを授かれる確率をあげようと、卵子提供を国が管理して推進するなど、国を挙げての少子化対策が行われています。
台北院は、2021年、『NUWA生殖医療センター』の3院の中では、最初に誕生しました。スペース的には、ほかの2院に比べ患者さまが多いこともあって、多少、手狭な印象ですが、松山空港からタクシーで約13分、MRT(台北メトロ)で4駅目の大安駅1番出口から地上に出てすぐと、たいへん便利な場所にあります。
「歴史が長い分、医師、看護師、胚培養士、カウンセラーなど各部門の経験値と部門間の連携は、台北院が3院で随一だと思いますよ」、親しみやすい笑顔でお答えくださったのは、副院長でもある沈孟勳(シェン・モンシュン)先生。大変優しく気さくな女性医師で、これまでも台湾に住む日本人の患者さまをたくさん担当されています。最初に、沈先生の不妊治療の方針をうかがってみました。
「そうですね、若い方で卵巣機能に問題のない方であれば、連日の注射による卵巣刺激で採卵し、得られた胚を新鮮胚移植することもありますが、年齢が高めの方に対しては卵巣刺激の方法を変えるなど、様々な工夫をしています。たとえば、年齢が高めで、しかも卵子の採卵数が非常に少なそうなケースでは卵子バンクからの卵子提供をおすすめする場合もありますし、年齢が高めでも多くの卵子が採れそうな場合にはPGT-Aによる着床前診断を行うなど、その方のご年齢や卵巣機能に合わせて最適な治療方法を選択しています。
日本からの患者さまで卵子提供を受ける場合は、若い方の卵子を用いるので必ずしもPGT-Aは必要ないと考えますが、せっかく卵子提供までするのだから、染色体異常のない胚を移植したい≠ニお考えになる場合は、グレードの良いもの数個に限って調べてみるという方法もあるのではないでしょうか?」
沈先生には、通訳の方を交えてお話を伺ったのですが、ところどころ「信頼関係」「ドナーさん」「もちろん」などと日本語が飛び出すので、とてもホッとさせられます。異国の地で、不安でいっぱいの患者さまなら、なおのこと、そんな気遣いに安心をもらえるのではないでしょうか。
「今、通訳をしてくださっているAさんのお友だち(どちらも在台の日本人)の不妊治療も担当したこともあります。すでに自然妊娠でお子さん3人を授かった方だったんですが、すごく子どもが好きで、4人目が欲しいと…。でも40歳で卵巣機能が衰えてきていたので、なかなかできないからと体外受精を希望されて胚を1個移植したんです。そうしたら、なんと超音波の画像に心拍が二つ見えるじゃないですか! 一卵性の双子だったので、お子さんがなんと5人になったわけですが、それでも、まだPGT-Aをした正常胚を凍結保存しているからと、6人目にチャレンジされるそうですよ。本当に、タフですよね」
実は、お子さん5人は、みんな女の子。台湾は、かつての日本以上に、男系の家族を次世代につなぐことを大切に考えているそうで、台湾ママさんたちの男児を産まねば≠ニいうプレッシャーも大きそうです。最後に、台湾での卵子提供やPGT-Aを検討中の、日本の患者さまに向けてメッセージをいただきました。
「お子さんを望んで歩まれてきた道の険しさ、本当によくわかります。そして、日本と台湾の不妊治療の違いも理解しています。卵子提供や実施条件のないPGT-Aなど、日本では難しいことが台湾ならできます。道が閉ざされたように感じている日本のご夫婦が、それでも赤ちゃんを産むことをあきらめたくないと感じておられるのなら、私たち台湾の不妊治療なら新たな道をご提供できるのではないか、そうなれば嬉しいと思っています。しかも、その道は、フレンドリーで確実です」
沈先生のお人柄は、こちらのYouTubeからも感じていただけると思います。
最後に、日本でいうところの新幹線、台湾高速鉄道に乗り、台北から約1時間の台中駅へ。3院ある『NUWA生殖医療センター』の中でも最大規模を誇る台中院に向かいました。台中駅からはタクシーで、洗練された街並みの中を約15分。セキュリティーのしっかりした高層ホテルのようなビルに入っており、クリニックの入っている9階の待合室からの眺めは、不安をやわらげ、優雅な気持ちにさえ、させてくれます。
院長の王懐麟(ワン・ファイリン)先生は、この日、残念ながら取材のお時間が取れず、ご挨拶だけさせていただきました。穏やかな笑顔と語り口で、一目、お会いしただけでも伝わる、大きく包み込んでくださるような信頼感を醸し出しておられました。
王先生は、前職で『送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター』の台北院で院長をされていたのですが、18年近く勤めた前院を辞める決意をされた際に残されたメッセージに、暖かく誠実な人柄をしのばせる一文がありますので、ここでご紹介させてください。
2004〜2022年の間、私はたくさんの成果を上げました。2012年にはアジアで最高齢となる57歳の女性が卵子提供を受けて出産、翌年の2013年には62歳の女性が卵子提供を受けて妊娠するという奇跡を実現させました。それだけではありません。数えてみると、少なくとも5000の家族に幸せをもたらし、生まれた命は7000を超えます。素晴らしい先輩たちの輝かしい成果と比べると、これらは大したことが無いかもしれませんが、生殖補助医療を愛する私からすると一つの大きな達成と言えます
新竹(※)に来たばかりの頃、私は自分に「三心二意」という医師としての別名を付けました。3つの心は「用心、耐心、愛心(心を込めて、根気よく、愛を持って)」、2つの意は「善意、誠意」、患者様に最高のサービスを提供するためです。医師として医術はもちろんのこと、それ以上に大事なことは察すること、患者様の心を読むことです。病気を治すだけでなく人の心もケアするのです。診察に来る患者様を自分の親友や家族だと思い、私の専門知識と経験を元に、必要な関連情報やデータを開示して治療に役立てます。なぜなら私は皆様と同じ不妊の道を歩んできたからです。私自身も不妊という苦しみを11年に渡って味わってきました。私の妻は11回体外受精をしてやっと成功したのです。その過程にある苦労や感動が、私にはよく分かります。だから私は皆様が無事に妊娠した時は、一緒に笑い、喜びます。残念ながら失敗してしまった時は、私が一緒にその難関を乗り越えます。今日の私があるのは、皆様のおかげです。
※『送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター』新竹院
また、王先生といえば、台湾国内最高齢となる62歳の女性の卵子提供による双子の妊娠、出産をサポートされたことで高名な医師です。この女性は40歳で結婚し、50歳で不妊治療を開始しますが、ほどなくして乳がんが見つかり、10年間、がんの治療に専念。がんを克服したのち、赤ちゃんを授かるべく王先生のもとを訪ねて来られたのだそうです。テレビのインタビューに、王先生は「女性が卵子治療を受けたいと言った時、正直、私たちも大変驚きました。しかしながら、彼女の固い意思に私は感動したのです」と答えておられます。11回もの体外受精に挑んだ経験のある王先生だからこそ、この女性のあきらめたくないお気持ちに心が揺さぶられたのでしょう。台中院の様子と王先生はYouTubeでごらんください。
さらに今回、同センターでの卵子提供者(ドナー)である台湾人女性:仮名アンバーさん(23歳)に、お話をうかがうことができました。
――ドナーを決断された動機をうかがうことはできますか?
アンバー(敬称略)「ネットの掲示板で、卵子を提供することができるということを知ったのがきっかけです。まだ当時は大学生だったのですが、専攻していたデザインや建築を学ぶ学科は学費が高いんです。うちは、家庭の事情で、私一人がアルバイトをして学費のために組んだ学生ローンを支払っていましたので、正直、卵子提供に向けてコンディションを整えるためにいただける栄養費には、魅力を感じました」
――すぐに行動に移されたのですか? 不安やためらいはありませんでしたか?
アンバー「いえ、実は、卵子が提供できるということを知ってから、実際に提供するまでに、半年くらいかかりました。シェアされた方々がどのような副作用を体験されているのか、将来、自身の体に問題は起こらないのか、心配だったので慎重に調べていたんです。すると、『卵巣過剰刺激症候群(OHSS)』で入院したという人がいる一方で、何も副作用らしいものは感じなかったという人も意外に多いことがわかってきて……。そうやって掲示板を覗いている間に、不妊に悩んでおられる方たちの想いや辛さを知ることにもなりました。当時、私の周りでは、すでに若くして母親になった友人たちも数人いて、妊娠は望めばできる簡単なことと思っていたので、概念がすっかり変わりました。卵子提供は、自身を助けるためだけではなく、人助けになるんだと思えたので、決心することができました」
――実際、トラブルなく卵子は採れましたか? その後、卵子がどうなったのか聞いておられるのでしょうか?
アンバー「採卵直前は下腹部に痛みを感じることはありましたが、日常生活に差し支えるほどの問題はなく、無事に卵子提供を終えることができました。採卵後、休んでいたところにお医者さまがいらして“21個ほど、とても綺麗な卵子が採れて、すべて成熟卵だったよ”と聞きました。ただ、凍結した卵子がその後、提供されたのかどうか、赤ちゃんとして誕生したのかどうかといったことは聞いてないんです」
――もしかしたら、日本で誕生しているかもしれない赤ちゃんとそのご両親に、残したいメッセージはありますか?
アンバー「私、Instagramでフォローしている芸能人の方がいるんですが、その方も不妊に悩んでおられて、これまでに何百本と排卵誘発剤を打ってきたけれども、結局、妊娠できなかったんです。その大変さ、辛さをつぶさに見てきたからこそ、もしも同じような体験をされてきたご夫婦が私の卵子で赤ちゃんを妊娠され、産んでくださっていたなら、本当にお役に立てて光栄に思います。小さな頃から周りの人にアンバーは優しい子だね≠ニ言われて育ちました。大変な思いをされてきたご夫婦のためにも、私の優しいといわれる一面を引き継いだ子どもに育ってくれたら嬉しいな…と思います」
アンバーさんは去年、大学を卒業し、グラフィックデザインのお仕事につかれています。「将来の夢は、野良犬や野良猫を保護してペットカフェを開くこと」と笑う彼女は、心の優しい、家族思いのとても素敵な女性でした。
「卒業証書」と呼ばわれているこちらの音声カード、患者さまが妊娠し当センターを「卒業」し産科に移られる際にお渡ししているものです。開くとそこには医師のサインとメッセージ、エコー画像が張り付けてあり、日本人の患者様には日本語で祝福のメッセージが流れるようになっています。
『NUWA生殖医療センター』全体の、卵子提供による妊娠率は92%にも上るそうです。卵子バンクの卵は凍結卵ですが、20歳代前半の方の卵であれば、これだけ成功率が伸びるのだという事実と、同センターの胚培養室の技術の高さにも驚かされました。
十分がんばってきた自らを労り、ふん切りをつけるか、新たな道を求めて、大きく踏み出すべきなのか、ご夫婦でしっかり話合ってみてください。
注:2023年現在、日本で卵子提供を行っている『JISART』や『OD−NET』※などの支援団体のガイドラインでは、「ドナーは無償」、「子が出自を知る権利を認めること」などが条件になっています。台湾では、「ドナーは有償」、「子が出自を知る権利を認めないこと」を条件にし、さらに法制化していますので、このあたりの考え方やドナーの選択方法(JISARTは自身で姉妹や友人などの協力者を捜索、OD−NETはマッチング委員会が選択、台湾は患者さんの希望に合うよう病院が選択)などは大きく異なります。その違いを熟知し、また熟慮することは重要ですが、そもそも国内での卵子提供のガイドラインでは適応にならない患者さん(加齢は理由として認められません)もおられます。そのような方々にとっては、国外という選択肢が一縷の望みという状況なのです。
※OD−NETでのレピシエントの登録は2023年12月時点で受付停止中。
OD−NETから国内の治療施設を紹介し、施設経由で登録。ドナーには休業補償費が支払われる。
『NUWA生殖医療センター』のロゴマークは、
といった3つのモチーフから形づくられています。
花びらの外側にある3つの点はそれぞれ「卵細胞」「精細胞」「胚」を表しており、重なり合う3枚の花びらは私たちの三大理念である「Humanity(思いやり)」、「Technology(医療技術)」、「Care(ケア)」を表現しました。専門的な生殖医療技術で卵子と精子の受精を助け、心と身体の全人的なケアを提供しています。
当センターが目指すのは、アジアNo.1の生殖センター、アジア最大の「凍結卵子センター」と「ドナー卵子バンク」を構えると同時に、「女性専用のヘルスケア」のプラットフォームを築くことです。
医療チームとスタッフが一丸となって、医療技術によるサポートと心のケアを大切に、治療を受ける患者さまを全面的にバックアップいたします。
台湾の少子化問題に挑む当センターの姿勢は、CNNの記事にも取り上げられています。
「ドナーの心身の健康」は『NUWA生殖医療センター』にとって、ドナー(卵子を提供する方)とレシピエント(卵子の提供を受ける方)双方への大事なお約束です。 私たちは厳しい条件での選定を原則としており、ドナーとレピシエントのマッチングを行う前に、下記の手順でドナーに適しているかの評価を行います。
正式な治療に入った後は、定期的にドナーの卵子の育ち具合を確認し、随時適切な調整を行います。
『NUWA生殖医療センター』ではレシピエントの治療計画に合わせて「新鮮卵子」と「凍結卵子」をご用意しております。医師と最適な治療プランをご相談いただけます。当センターの凍結卵子は、最新の「ガラス化凍結技術」を用い、高濃度の凍結保護剤で卵子を急速凍結することにより、ドナーから採卵したそのままの状態で保存することができます。
当センターでは、最先端の医療設備を完備しています。
などの生殖医療に必要な精密機器を多数設置。胚の細胞分裂の様子を正確に把握し、温度、空気の質、Phを一定に保つなど、細部にまでしっかりこだわり、妊娠につなげます。
当センターには「臨床検査部」があり、診察時間内に行った血液検査の結果は当日中に受け取ることができます。また、「子宮鏡(ヒステロスコープ)」や「ティッシュリムーバルシステム」で移植前には医師が子宮環境を全面的にチェックし、もしポリープや筋腫が見つかった場合は即座に必要な治療を行います。妊娠に適した子宮内膜を育て、安心して赤ちゃんを迎える準備をします。
体外受精治療の成功率、それはご夫婦の体質のみならず、生殖チームの医師や胚培養士の臨床判断にかかっています。当センターの生殖チームのメンバーはみな大病院の生殖医療科での勤務経験があり、NUWAの経営理念に賛同し集まったメンバーです。診察に来られるご夫妻とともに、新しい命の誕生を心待ちにしております。
不妊に悩む方の体質改善を長年経験してきた漢方専門医が、生殖科の医師とタッグを組み、妊娠しやすいからだ作りをサポート。良い精子と子宮内膜を育て、赤ちゃんを迎える準備をします。
※『NUWA生殖医療センター』台北院、桃園院、台中院に、それぞれ併設するかたちで『漢方クリニック』があるのも、私たちのNUWA医療グループの特徴です。
台北NUWA生殖医療センター
台湾台北市大安区信義路三段149号14階・15階
地図アプリで確認
+886-2-2706-5288
桃園NUWA生殖医療センター
台湾桃園市桃園区経国路839号6階
地図アプリで確認
+886-3-316-6288
台中NUWA生殖医療センター
台湾台中市西屯区惠中路一段88号9階
地図アプリで確認
+886-4-2255-7688
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